矢野東がノーボギーラウンドで11位タイに浮上
暫定首位の矢野東「やっぱり、負けたくないです」
ハワイのパールCCで行われているパールオープン2日目、16番ホールを終えて日没サスペンデッドとなったが、その時点で通算8アンダーとし、暫定首位タイに立っているのが矢野東だ。
初日「66」で回って首位に立った矢野は、この日も4バーディ2ボギーとスコアを伸ばし首位をキープしている。1月はほとんど練習をしなかったという矢野は、今大会で新しいドライバー、それにウェッジを60度、56度、52度の3本入れるなど、試合を通してシーズン開幕に向け調整を行っている状態だ。
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大会は明け方に降る雨の影響で、初日、2日目とスルー・ザ・グリーンでは球を拭いて1クラブ以内にプレース出来るルールが採用されている。「ゴルフ自体は好調ではないけれど、100ヤード以内で(ライの良い所に)置ければ、こっち特有の芝の影響も無くスピンコントロールが出来るので、ミスショットは出ないですよ」という矢野。「距離感さえ合わせれば、100ヤード以内はバーディを獲ったり、パーセーブしたりという感じになりますね」と、このスコアは至極当然といった顔で話す。
石川遼が「67」で回って3打差に迫ったが、「とりあえず、(第2ラウンド残りの)17番でバーディを獲って4打差にすれば、最低でもプレーオフに持ち込めるでしょう」と笑う。前日、「プロはみんな彼だけには負けたくないと思っているはずです」と熱弁を奮っただけに、やはり相当意識はしているようだ。「でも、本当に怖いのは(1打差の)室田さんです」と本音もポロリ。ジュニア世代からシニア世代まで、日本人の熱い戦いがハワイで繰り広げられている。
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