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【日本オープン初日】中嶋、石川のマネジメントについて語る

「自分がこの組み合わせだったら、途中で過呼吸で倒れてると思うよ。初めての日本オープンで、プレッシャーもあるだろうし、まだ16歳なんだから」。日本オープン初日、石川遼谷原秀人と共に回った日本タイトル7冠の中嶋常幸は、石川についてこう語った。

中嶋自身、練習ラウンドではドライバーを使った1番のティショットだが、大会初日は直前まで迷っていたという。「谷原を見たら、スプーンを持っていたし、ティグラウンドには刻んだ跡がいくつもあった。あ、これは刻むのが正攻法なんだなって思ったね」。この1番があったから、その後もすんなり刻んでいけたと、初日を1アンダー6位タイで終えた中嶋は満足げに振り返った。

「でも、彼(石川)にとってそれはいまだ未知の世界。ドライバーを思いっきり振っていくしかないんだけど、それを精一杯やっている。そこに彼の素晴らしさを感じるね。他の選手がレイアップしてもドライバーを振るしかない。今日は悔しい思いの中で、多くの勉強をしたと思うし、明日も勉強だろうね」。

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