石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼、宮里美香らが優勝!日本ジュニア最終日の結果
埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催されている第18回「日本ジュニアゴルフ選手権」の最終日。前日より涼しくなったとはいえ34度を超す暑さの中で、ジュニア選手達の熱戦が繰り広げられた。
男子15歳~17歳の部では、石川遼が霞ヶ関CC東コースの大会記録に並ぶ9アンダーの好スコアで2位に3打差をつけて優勝。JGAが主催となってから13回目となる今大会で初めて高校1年生のチャンピオンが誕生した。「今大会が大きな自信となったので、次のフジサンケイでもどんどん上を目指して頑張りたい」と話す石川。今後の活躍からも目が離せそうにない。
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男子12歳~14歳の部では、通算1アンダーで並んだ豊田健太郎と古田幸希がプレーオフに突入。2ホール目でパーセーブした豊田に対し、古田はティショットを右の林に入れてボギーとし勝負あり。豊田は「優勝は嬉しいけど、父から言われている課題をクリア出来なかった」と振り返った。
女子15歳~17歳の部もプレーオフでの決着となった。通算5アンダーで並んだのは宮里美香と酒井美紀の2人。ディフェンディングチャンピオンの宮里は、プレーオフ1ホール目でセカンドショットをピンそば2mにつけてバーディ奪取。酒井を振り切って大会2連覇を達成した。今年の日本女子アマに続いて2位となった酒井だが、「満足です。ゴルフの内容も良かったし、まだアマチュアとして2年チャンスがあるので次頑張ります」と前向きに話した。
女子12歳~14歳の部は、野村敏京が2位に4打差をつける圧勝で初出場で初タイトルを獲得した。野村は日本人の父と韓国人の母を持ち、現在は2重国籍。将来は日本の国籍を選ぶつもりだという。「1番のボギーで少し焦ったけど、自分のプレーに集中していたので16番をパーセーブして勝てたと思いました」。