石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼が「納得のゴルフ」で単独首位発進!/日本ジュニアゴルフ選手権 初日
ジュニアゴルファー日本一の座を争う「日本ジュニアゴルフ選手権」が15日(木)、埼玉県にある霞ヶ関カンツリー倶楽部が開幕。この日は男子15~17歳の部が行われ、石川遼(15=杉並学院高)が3アンダーで単独首位に立つ絶好のスタートを切った。
「ドライバーショットの調子がいい」という石川は、飛距離のアドバンテージを武器に序盤から攻めのプレーを展開。4番パー3でバーディを奪った直後の5番パー5(535ヤード)、300ヤードのビッグドライブをフェアウェイに運ぶと、2打目を2番アイアンで打ち2オンに成功。イーグルは惜しくも逃がすも、らくらくとバーディを奪い2アンダーに。その後は8番で3パットによるボギーを叩き、前半を1アンダーで折り返した。
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後半に入ると、11番パー4でバーディを奪取。12番ではバンカーに捕まりボギーとするが、続く13番、14番、さらに17番でバーディを奪い、試合を優位に進めて行く。最終18番こそボギーフィニッシュとしたものの、この日6バーディ、3ボギーの「68」。2位に1打差をつける3アンダーで単独首位に立った。会見では「(優勝した)“マンシング(ウェアオープンKSBカップ)”以来、納得のいかない試合が続いていましたが、ようやく納得のゴルフができました」と笑顔を振りまいていた。
2アンダーの2位タイには、秋吉翔太(17=樟南高)、内藤慶(15=鹿島学園高)、大久保太朗(17=佐野日大高)の3人が追う展開。石川の先輩で、優勝候補の一人と目されている薗田峻輔(17=杉並学院高)は、4オーバーの49位タイと出遅れた。
大会は17日(金)までの3日間で争われ、2日目を終えた時点での上位60位タイまでが最終ラウンドに進出する。また、16日(木)からは女子の部も開幕。「世界ジュニアゴルフ選手権」個人の部で2位に入った森田理香子(17=京都学園高)、ナショナルメンバーの宮里美香(17=興南高)らが出場する。