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選手が語る「全英オープン」の舞台“カーヌスティ”のポイント

1999年の「全英オープン」は、優勝スコアがおよそ40年ぶりの高いオーバーパーの数字を記録し、カーヌスティは「カーナスティ」とも呼ばれていた。しかし、ヘッド・グリーンキーパーのジョン・フィリップによると、今年のカーヌスティは、99年と比べてラフが手強くないとのこと。少しだけ牙を抜かれたカーヌスティについて、選手はどう思っているのだろうか?

コーリー・ペイビン
「99年のカーヌスティは、フェアウェイが狭く、横風が強かったので、とてもタフでしたね。今年は、あそこまで難しいセッティングにはならないでしょう。」

パドレイグ・ハリントン
「とても硬く、速い仕上がりでありながら、ラフはそんなに深くないと聞いています。ラフにつかまったらボールがなくなるといったことはないと思いますね。」

マーク・カルカベッキア
「99年は手強いラフに加え、狭いフェアウェイに苦労しました。調子は悪くなかったのに、2日続けて80近くのスコアで予選落ちでした。」

ブラッド・ファクソン
「72ホール目のドラマは、よく覚えています。あんなに難しいコースは、グレッグ・ノーマンが優勝した時のターンベリー以来でしたね。」

トム・レーマン
「狭いフェアウェイよりも厳しすぎるラフが問題でした。フェアウェイが狭くても、ラフが普通なら、なんとかプレーできますからね。」

ジャスティン・ローズ
「先日、プレーした時はラフがそんなに伸びていませんでしたし、素晴らしいコンディションでした。ちょうどいいラフになったと思いますね。」

パドレイグ・ハリントン
「私は2週間前にカーヌスティでプレーしましたが、追い風でもドライバーと3番ウッドでやっとグリーンに乗せたパー5がありました。本番では、ドライバーで打った後、刻むと思います。」

マーク・カルカベッキア
「99年のカーヌスティは例外ですが、R&Aはハイスコアが続出するセッティングにはしない点が、私は好きですね。風が穏やかだったり、ラフがほとんどなければ、相当のロースコアも生まれます。R&Aは、毎年必ず優勝スコアが5オーバーぐらいにならなくても構わないと考えているんでしょう。私がコース・セッティングがおかしいと思ったのは、99年だけです。」

ブラッド・ファクソン
「バンデべルデは気の毒でしたね。ティショットをミスした後、セカンドはうまく打ったのに、ボールが当たった場所とバウンドがアンラッキーでした。」

トム・レーマン
「ティショットは3番ウッドなど自信の持てるクラブで打って、セカンドはアイアンで刻み、3打目でグリーンに乗せた後、2パットのボギーでも2位に2打差で優勝ですよ。」

特にヨーロッパ生まれの選手は、カーヌスティでの「全英オープン」を楽しみにしている。99年、ポール・ローリーは、プレーオフでジャン・バンデベルデジャスティン・レナードを破って優勝。ローリーがチャンピオンに輝いて以来、ヨーロッパ生まれの選手は4大メジャー31試合連続で優勝から遠ざかっている。

ゴルフセントラル(C)ザ・ゴルフ・チャンネル

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