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アルコール依存症&うつ病を乗り越えて クリス・カークが米下部で復活V

◇米国男子下部◇キング&ベアクラシック 最終日(20日)◇ワールドゴルフビレッジGC(フロリダ州)◇7279yd(パー72)

4打差の2位から出たクリス・カークが「67」で回り、通算26アンダーとして逆転優勝を飾った。下部ツアーでの優勝は2010年以来3度目、レギュラーツアーから数えると15年以来の復活勝利を手にした。35歳は昨年5月、アルコール依存症とうつ病を理由に約半年間戦列を離れ、同11月にPGAツアーに復帰。世界ランク522位で迎えた今週の下部ツアー出場は10年ぶりだった。

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PGAツアー4勝、かつては世界ランキング16位まで上り詰めたカークだが「ハイレベルなゴルフを維持するプレッシャーは僕には大きすぎた」と振り返る。昨年の離脱中は3カ月半ゴルフラブを持たない生活を送り、周囲の手助けも得ながら時間をかけて回復した。

「休みを取ったことで、これは僕が思うほど重要なことじゃないかもしれないと思うようになった。僕のキャリアやゴルフへの情熱は愛すべきものだけれど、人生にはもっと大きなことがある。今夜、家に帰って妻と3人の息子と抱き合いたい。思いはそれだけ。これほど考え方が変わったのは驚きでしかない」

新型コロナウイルス感染拡大による中断明けの第2戦も、無観客での開催。最終18番(パー5)で1mのバーディパットがウイニングパットとなり、キャディや同伴競技者たちとの“エアハイタッチ”を交わし「すべてのことに深く感謝したい。僕は2年前とはまったく違う人間になった」と喜んだ。

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