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32歳・比嘉拓也がプロ初優勝 プレーオフで起死回生/JOYXオープン

◇ツアー外競技◇JOYXオープン2020(2日)◇JOYXゴルフ倶楽部・上月コース(兵庫県)◇パー72

今年で12回目を迎えたツアー外競技。比嘉拓也が5人によるプレーオフを制してプロ初優勝を飾った。7アンダーで並んだ比嘉、武藤俊憲、尾崎慶輔、加藤龍太郎、遠藤健太によるプレーオフ1ホール目に比嘉がただ一人、バーディを奪い勝利をつかんだ。

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プレーオフでは、1Wショットを大きく左に曲げた比嘉。だが、2打目は木の間を通してグリーンに乗せて、15mのロングパットを沈めた。起死回生のプレーで優勝賞金100万円を手繰り寄せた。「正規の18番をボギーにした時点で、プレーオフの流れも悪くするかなと思ったら案の定、あんな悪条件になってしまった。だけど、ああいうパットが入ってくれて、初優勝でもあったので嬉しいです。まだ実感がわかないけど、シード選手も多く出ていたし自信になります」と喜んだ。

ローアマチュアは2アンダーの久常涼(岡山・作陽高3年)。大会は新型コロナウイルス感染症の影響により無観客で行われ、プロとアマあわせて144人がラウンドするプロ・アマ戦は、入場者全員が毎日問診票を提出し、入り口での体温測定や、消毒液の配布など感染防止対策をしながら実施された。

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