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金谷拓実が日本勢初受賞 世界一アマの栄誉「マコーマックメダル」

金谷拓実(東北福祉大4年)が2020年の世界ナンバーワンアマチュア選手の称号「マーク・マコーマックメダル」を受賞した。9日付の男子ゴルフの世界アマチュアランキングでトップを維持。日本人史上初の快挙を遂げた。

R&Aが2007年に制定したこの賞は、世界的なスポーツマネジメント企業IMG創始者で、2006年に世界ゴルフ殿堂入りした故マーク・マコーマック氏にちなんで名づけられた。毎年「全米アマ」もしくは「欧州アマ」終了後のランキング1位選手に授与され、過去にはダニー・リー(08年/ニュージーランド)、パトリック・カントレー(11年)、ジョン・ラーム(15年/スペイン)、ホアキン・ニーマン(17年/チリ)といった現在PGAツアーで活躍する選手たちが受賞してきた。

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金谷は2018年に「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制して19年の「マスターズ」に出場、予選を通過した。同8月に日本勢としては松山英樹以来の世界アマランキング1位選手に上りつめた。同11月の日本ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で倉本昌弘石川遼、松山に続く史上4人目のアマチュア優勝も達成した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でことしの自身初戦となった前週の「フジサンケイクラシック」では5位に入り、17日(木)開幕の「全米オープン」(ニューヨーク州ウイングドフットGC)に出場する。

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