全14試合開催も無観客の女子ゴルフ 小林会長は「ゾーニング」を懸念
男女対抗チャリティマッチ開催 時松隆光、吉田優利ら出場
株式会社オンエア(東京都港区)は27日、男女プロ7人ずつによる対抗戦形式のチャリティマッチを12月16日に取手国際ゴルフ倶楽部で開催すると発表した。
ジャパンゴルフツアー選手会の選手会長も務める時松隆光が、コロナ禍で試合が減少していた6月ごろからチャリティマッチを開催できないかと打診。同社が新たに開設するSNSを活用したプロゴルファーとゴルフファンの会員制コミュニティサービス「ONAIR+Golf」のオープニング特別イベントとして行われる運びとなった。
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男子プロは時松をはじめ、稲森佑貴、関藤直熙、浅地洋佑、香妻陣一朗、塩見好輝、比嘉一貴が参戦。「日本オープン」2勝の稲森、11月「三井住友VISA太平洋マスターズ」で初優勝を飾った香妻、7月に同コースで開催された「ゴルフパートナーエキシビション」を制した関藤ら今季活躍の目立った面々が名を連ねた。
女子プロチームは臼井麗香、吉田優利、田中瑞希、澁澤莉絵留、大出瑞月、山路晶、吉本ここねが出場。「黄金世代」の臼井と田中、昨年プロテストに合格した吉田、澁澤、山路ら若手中心の構成となった。
大会は感染症対策として無観客で実施されるが、大会公式サイトだけでなく、各選手のインスタグラムなどとも連携しながらライブ配信を予定。試合中に対戦相手のスイングを解説するといった企画も練っている。時松は「昨今、若い世代の方々が新たにゴルフを始めていただいているとうかがっています。是非 SNSを通じて、本大会を楽しんでいただければと思います」とコメントを寄せた。
18ホールのストロークプレーで争い、賞金総額は300万円。賞金の一部と出場選手の協力によるチャリティグッズ販売の収益は、特定非営利活動法人ジャパンハートと特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの2団体に寄付される。