稲垣那奈子のプロフィール
2021年 アジアパシフィック女子アマチュア選手権
期間:11/10〜11/13 場所:アブダビGC(ドバイ/UAE)
「楽し過ぎて帰りたくない」稲垣那奈子がアブダビで味わう“特別な日々”
◇アジアパシフィック女子アマチュア選手権 2日目(11日)◇アブダビGC(UAE)◇6431yd(パー72)
2日続けて「70」で回った稲垣那奈子(早稲田大3年)は、通算4アンダー14位タイで週末へ。「上出来かなと思うけど、もうちょっとショットを練習して良い方向に持っていけたら」とさらなる上位進出を目指している。
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総勢6人が出場している日本チームで、長野未祈、木内真衣とともに最年長組の1人。2学年下に橋本美月がいて、一番下は高校1年の上田澪空と手塚彩馨。「下が高1なので『分からないことがあったら聞いてね』みたいな話はします。でも、私も英語が分からないので長野さんに頼りながら、みんなで協力しながらやっています」とチーム一丸となって戦っている。
「みんなすごく良い子というか、優しくて穏やかだし、一緒にいて幸せです。このメンバーで良かったなってすごく思う」とチームメートにも恵まれている。「(橋本)美月ちゃんが調子いいので、自分も頑張ろうって思います」と仲間から良い刺激も受けている。
早大でスポーツ科学を専攻する稲垣は中東アブダビでもリモートで2、3時間の講義を聞いて、レポートを書くという日々を送っている。でも「それくらいは大丈夫」と首を振る。「こんなにゴルフのことしか考えなくていい日々が初めてかなっていう感じなので…。楽し過ぎて帰りたくない」と、ゴルフ漬けの非日常を満喫しているところだ。
来年のプロテストを受験して、プロになるのが大目標。アブダビでの残り2日、優勝争いに絡めればその経験値は夢に向けた大きな糧となるはずだ。(アラブ首長国連邦アブダビ/今岡涼太)