橋本美月が逆転でアジア女子アマ初制覇 安田祐香に続く快挙
2021年 アジアパシフィック女子アマチュア選手権
期間:11/10〜11/13 場所:アブダビGC(ドバイ/UAE)
橋本美月 ウィニングパットは「めっちゃ震えて」/アジア女子アマ最終日一問一答
◇アジアパシフィック女子アマチュア選手権 最終日(13日)◇アブダビGC(UAE)◇6431yd(パー72)
最終日に4アンダー「68」で通算16アンダーとした橋本美月(東北福祉大1年)が、後続に1打差をつけて「アジア女子アマ」初制覇を果たした。最終18番(パー5)を迎えて1打差首位。最後は2パットのパーで勝利をつかんだ。
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―18番グリーンに上がったときはどんな心境?
先に2人(ナッタクリッタ・ウォンタウィラップとベネット・ケルシー)ともパーだった。ボードが見えていたので、自分も2パットだったら(勝てる)と思ってファーストパットを構えたけど、信じられないくらい手が震えて思うようなストロークが出来なかったです。パーパットは80㎝くらい。もうめっちゃ震えて、手が動かなかったです。最後はちゃんとまっすぐ打ったら入ると思って打ちました。
―優勝を意識したのは?
(3番の)イーグルのときもそうだし、その後も良いバーディが獲れて、シム(ウォンタウィラップのニックネーム)が7番で池に入れちゃって、そこでトップになったと思うけど、意識してないって思い込んでいただけで、昨日寝ているときから意識していたと思います。
昨日は22時半に寝たけど、24時過ぎに目が覚めて1時間くらい眠れなくて、5時45分くらいにアラームを合わせていたけど4時半過ぎくらいから、目はつぶっているけど意識はある状態で眠れなかった感じです。
―今週、勝てた要因はなんだと思いますか?
最後まで自分を信じて、とにかく楽しもうと思って最後までやっていました。調子が悪くなると、結果ばかり考えて自分に苛立っているときがある。そういうときは絶対にうまくいかないっていうのは分かっているので、とにかく楽しもうと思ってやりました。
―先週の中島啓太のことは頭をよぎった?
ちょっとよぎりましたね。私もああいう風にウォーターシャワーを浴びたいって思いました(笑)
―この優勝でオーガスタ女子アマや、海外メジャーにも出られますが?
自分がその舞台に立っていることが、いまはまったく想像できないですね。でも、出られるからにはコンディションを整えて、しっかり自分のプレーをその場で発揮できるようにしっかり準備していきたいと思います。
―日本に早く帰りたい?
いや、こっちにいたいですね。今日帰るのかって考えたら寂しいです。まだまだ全然ずっといられます(笑)。このメンバーとバイバイするのが嫌ですね。すごく寂しいです。