「まじかぁ」でも貫いた自分の戦略 橋本美月が震える手でつかんだビッグタイトル
2021年 アジアパシフィック女子アマチュア選手権
期間:11/10〜11/13 場所:アブダビGC(ドバイ/UAE)
稲垣那奈子が5位 手塚彩馨はホールインワン/アジア女子アマ最終日
◇アジアパシフィック女子アマチュア選手権 最終日(13日)◇アブダビGC(UAE)◇6431yd(パー72)
橋本美月が初優勝を飾った第3回「アジア女子アマ」。これで、前回大会の安田祐香に続いて日本勢が2連勝を果たしたが、ほかの5選手も全員が予選を通過してリーダーボードをにぎわせた。大会を終えて、各選手のコメントは以下の通り。
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◆稲垣那奈子 通算13アンダー5位
きょうは4アンダー出せたので充実していたし、橋本さんが優勝してくれて自分のことのようにうれしくて幸せでした。橋本さんが泣いていたので、こっちも感極まってしまって、いい瞬間でした。この舞台に立てることが夢のようだったのですが、最終的に5位で終わって自分の実力をしっかり見られましたし、自信につながる良い一週間でした。
◆手塚彩馨 通算5アンダー16位
4番でホールインワンをしたので、流れ良く気持ち良く回れました。試合では初めてで、ワンバウンド目で入ったのですが、入ると思わなかったので消えてびっくりしました。この一週間、ここでプレーすることができて本当に楽しかったし、幸せな時間でした。自分はまだまだショット力がなかったり、パターを決めきれないので、日本に帰って練習したいと思います。
◆上田澪空 通算2アンダー28位
楽しかったです。やっぱりてっちゃん(手塚)と一緒に居られたことが一番幸せかな。彼女には「うまい、うまい」と言われるけど差があるんですよ。その差をてっちゃんがどうしているのか、いろいろ見られたし、どうゴルフをしたらいいのか見られました。最終日は4日間で一番スコアも内容も良かったです。一緒に回った人がうまかったということもあるけど、頑張りましたね、私。
◆木内真衣 通算1オーバー37位
初めての国際試合で、一緒に来たメンバーと仲良くなって、いろんなことを学ばせてもらったし、海外の選手ともコミュニケーションが取れて、新たな課題が見つかった充実した4日間でした。課題はティショットの精度を上げること。今回はパターがあまり入らなくて、その原因を見つけてレベルアップしたいと思います。
◆長野未祈 通算2オーバー38位
リーダーボードでみんながスコアを伸ばしているのを見て、恥ずかしいのと悔しいのがあって、このままでは終われないと思ってイーブンまで戻そうと思っていました。残り8ホールを2アンダーでプレーできたことは良かったです。4日間で一番良かったのは、楽しんだことと、友達が増えたことです。あとはアメリカと違うバンカーや風を学びました。日本チームのみんなから刺激を受けましたね。チーム戦ではないですけど、チームワークは良かったですね。