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最終ラウンドは中止、飯合肇が今季初勝利/国内シニア最終日

千葉県にある平川カントリークラブで開催されている国内シニアツアーの第4戦「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」の最終日。サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りが6時51分に再開され、飯合肇が通算5アンダーの単独首位でホールアウト。1打差の2位タイに、伊藤正己と尾崎健夫が続き、さらに1打差の4位タイには高橋勝成友利勝良。実力者たちが上位に揃い、直後の最終ラウンドへ進んだ。

10時40分に最終ラウンドがスタートしたが、前日に続く雨の影響により、11時10分に中断。天候の回復が見込めず、12時10分にコースコンディション不良により、最終ラウンドの中止が決定した。

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競技は第2ラウンド終了時点、36ホールによる順位で成立とされ、飯合が今季のシニアツアー初勝利を手にした。この勝利により、飯合は尾崎に次ぎ賞金ランキング2位に急浮上。昨年のシニアツアー賞金王が、いよいよ存在感を示し始めた。

最終ラウンドをプレーすることなく2位タイに終わった尾崎は、「思いがけずのことで消化不良と言えば消化不良だけど、それよりも残りの2試合で頑張りたい」と、賞金王獲得に向けて早くも次に視線を向けていた。

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