前年大会は中島啓太が激闘の末に日本勢3人目の快挙を成し遂げた

「アジア太平洋アマチュア選手権」の主催者は10日、2022年大会を10月27日から4日間の日程でタイのチョンブリにあるアマタ・スプリング・カントリークラブで開催すると発表した。優勝者にはいずれも2023年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権が付与され、2位の選手は同じく23年「全英オープン」の最終予選会への出場資格が与えられる。

アジア太平洋ゴルフ連盟、マスターズ、R&Aが主催する大会は2009年に初開催され、今年で13回目。同コースは2012年大会でも使用されており、当時14歳だったグァン・ティンラン（中国）が制した。

UAE・ドバイで行われた前年大会では中島啓太がプレーオフの末に優勝。そのほか歴代覇者には2010年、11年で大会連覇した松山英樹、18年大会に金谷拓実が名を連ねる。

「マスターズ」のチェアマン、フレッド・リドリー氏ら大会トップは「再びアジア太平洋アマチュア選手権をアマタ・スプリング・カントリークラブで開催することを楽しみにするとともに、またこの素晴らしいコースに、この地域のトップ選手たちが集まるのを楽しみにしています。今年はこの大会が以前タイで開催されてからのこの10年間にアマチュアゴルフで見られた成長をさらに発展させる特別な機会になるでしょう」と連名でコメントを寄せた。