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渡辺司が1打差逃げ切りビッグタイトル獲得/日本シニアオープン

滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部・栗東コース、三上コースで開催されている、第19回「日本シニアオープンゴルフ選手権競技」の最終日。雨が時間を追って強くなり、視界も悪い状態の中、9アンダー単独首位でスタートした渡辺司が、通算8アンダーで2位に1打差をつけて優勝を果たした。

前半に2つのボギーを叩き苦しい展開となった渡辺は、10番、11番の連続バーディで息を吹き返した。日本シニアオープンという重圧を全身で感じた渡辺は、13番でもボギーを叩き、後続の選手に並ばれてしまった。

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終盤は16番パー5で3打目のアプローチをピン1mに寄せてバーディを奪うと、17番パー3はティショットが右の斜面に打ち込み、ピンチを招く。溝からの救出は斜面側となり、2打目はグリーン手前のバンカーへ。しかし3打目のバンカーショットでピンの横30センチにつけてナイスボギー。最終18番は1.5のパーパットを沈めた瞬間、思わず天を仰いだ。

1打差の7アンダー2位には、尾崎健夫高橋勝成室田淳の3人が並んだ。室田はこれで4年連続での2位フィニッシュとなってしまった。6アンダー単独5位に水巻義典、そこから5ストローク離れて、1アンダー単独6位に中嶋常幸となった。

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