宮本勝昌 連続試合出場の日本記録がストップ
アマチュア高校生のタッド・フジカワが優勝!/ハワイパールオープン
2月10日(金)からハワイのパールCCで開催されている第29回「ハワイパールオープン」の最終日が、12日(日)に行われた。今年はプロとアマチュアを含め192名の選手が参加し、2日間の予選を突破した97名が最終日に臨んだ。例年、日本からも多くの選手が参加しており、今大会にも61名もの日本人が決勝ラウンドに進出。昨年は、丸山智弘が通算15アンダーで制している。
今年の大会を制したのは、世界各地から集まった並いるプロではなく、16歳の地元アマチュア高校生だった。「ソニーオープンinハワイ」で20位タイに入り、ミッシェル・ウィに代わり話題を独占したタッド・フジカワだ。
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首位と3打差の4位タイでスターとしたフジカワは、この日5バーディ1ボギーの「68」をマーク。スコアメイクに苦しむ上位陣を次々と追い抜き、通算11アンダーで逆転優勝。1992年以来2回目となるアマチュアチャンピオンの誕生という快挙を成し遂げた。
上位には日本勢が多数ランクイン。通算8アンダーの3位タイには塚田好宣と矢野東が入賞。通算7アンダーの5位タイには加瀬秀樹、内藤寛太郎、内藤裕之、芹澤信雄の4名が名を連ねた。最終日を単独トップで迎えていた23歳の高山準平は、この日「79」とスコアを大きく崩し、通算3アンダーの23位タイと順位を落として競技を終えている。
また、昨年に引き続いての出場となった日本女子プロ会員の小川あいは、通算4オーバーの63位タイ。同じく2年連続の出場となったアマチュアの若林舞衣子は、通算6オーバーの78位タイでフィニッシュ。最終日に順位を落としてしまったものの、男子の大会において予選を突破するという健闘を見せた。
主な日本人選手の成績は以下の通り
順位/スコア/氏名/合計/1R/2R/FR
3/-8/塚田好宣/208/68/71/69
3/-8/矢野 東/208/73/69/66
5/-7/加瀬秀樹/209/73/68/68
5/-7/芹澤信雄/209/67/71/71
5/-7/内藤寛太郎/209/69/67/73
5/-7/内藤裕之/209/70/68/71
13/-4/出石幸喜/212/72/67/73
13/-4/近藤智弘/212/70/70/72
13/-4/丸山智弘/212/70/71/71
13/-4/武藤俊憲/212/70/71/71
23/-3/深堀圭一郎/213/69/73/71
23/-3/高山準平/213/64/70/79
45/+1/※伊藤勇気/217/72/71/74
63/+4/小川あい/220/69/75/76
63/+4/小川卓哉/220/73/74/73
78/+6/※若林舞衣子/222/75/70/77
84/+8/宮本勝昌/224/68/76/80
※印はアマチュア