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「五輪強化指定」に久常涼ら初選出 松山英樹、畑岡奈紗は申請せず
日本ゴルフ協会(JGA)は7日、2024年度「JOC 認定オリンピック強化指定選手」を発表した。8月のパリ五輪ゴルフ競技(ル・ゴルフ・ナショナル/フランス)で日本代表としてメダル獲得が期待できる選手として、昨年9月に同コース開催の欧州ツアーで優勝した久常涼が初選出されるなど、山下美夢有ら男女各8人計16人が名を連ねた。
選考基準は女子が2023年11月27日付、男子は同年12月4日付の世界ランキングで日本国籍を持ち、申請した上位8人。男子1番手で東京五輪代表の松山英樹は昨年に続いて、女子1番手で同じく東京五輪代表の畑岡奈紗は2018年の初選出以降で初めて申請しなかった。
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強化指定選手は国立スポーツ科学センター、ナショナルトレーニングセンターの利用、医学的サポート、宮崎のフェニックス・シーガイア・リゾートの利用(強化費で移動、宿泊等の負担なし)などが認められる。また今年度から継続的な強化を目的に、強化指定選手同様のサポートを受けられる「ネクスト強化指定選手」(男子は30歳以下、女子は25歳以下)を新設した。
ゴルフ競技の出場枠は男女とも60人(開催国枠1人を含む)で、世界ランキングに基づくオリンピックランキング(男子は6月17日、女子は6月24日時点)で選出。男女とも「15位以内(各国・地域で最大4人)」が出場権を獲得、15位以内に選手がいない各国・地域からは「16位以下で最大2人」が出場できる。
<2024年度JOC認定オリンピック強化指定選手>
男子/久常涼(新規)、星野陸也(継続)、中島啓太、蝉川泰果(いずれも新規)、金谷拓実、今平周吾、比嘉一貴、大槻智春(いずれも継続)
女子/山下美夢有、古江彩佳、笹生優花(いずれも継続)、岩井明愛(新規)、西郷真央(継続)、櫻井心那(新規)、岩井千怜(新規)、西村優菜(継続)