2年ぶりにオーガスタでの決勝に臨む吉田鈴※撮影は予選ラウンド

◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 練習日（5日）◇ジョージア州・オーガスタナショナルGC◇6365yd（パー72）

予選ラウンドを終え、練習日を挟んで6日（土）にオーガスタナショナルGCで決勝ラウンドが行われる。日本勢は寺岡沙弥香、六車日那乃、吉田鈴、新地真美夏（東京・共立女子二高）と、大会5回目で最多4人が決勝進出を決めた。

初の決勝Rに向けた練習ラウンドを行った寺岡沙弥香

昨年は予選落ちだった寺岡は、今年は日本勢トップの13位でオーガスタに入る。この日は練習ラウンド18ホールを回った後、「マスターズ」恒例のパー3コンテストで使われるショートコース9ホールもプレーした。「面白かったです！同じ組の人がホールインワンをして、その後に打つのが私だった」と緊張して打ったティショットはカップインこそしなかったが、1mちょっとに着弾。決勝ラウンドに向けて、調子の良さを披露した。

3年連続出場の吉田は、初出場時以来の予選通過。「やっぱりアーメンコーナーは全然球が止まらなくて難しい」とコースの厳しさを痛感しつつ、「景色が開けていて、すがすがしいです」とオーガスタを楽しんだ。

日本勢では2021年に梶谷翼が優勝しており、オーガスタでのベストスコアは19年大会で笹生優花（3位タイ）が出した「69」。優勝者には、2024年の「全米女子オープン」、「AIG女子オープン」、「シェブロン選手権」、「アムンディ エビアン選手権」のメジャー4大会の出場権が与えられる。

＜日本勢のオーガスタでのスコア＞
23年／馬場咲希「70」（5位）、荒木優奈「73」（9位）、六車日那乃「77」（22位）
22年／吉田鈴「75」（20位）
21年／梶谷翼「72」（1位）、上野菜々子「78」（19位）
19年／笹生優花「69」（3位）、安田祐香「72」（3位）
※順位は最終成績、笹生は19年大会はフィリピンからの出場