青木功が世界殿堂入りすることがジョージア州サバンナで開催中のリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブゴルフの会場で発表された。今回の殿堂入発表は青木功、トム・カイト、チャーリー・シフォード、マーリーネ・スチュワート・ストレイツの4名。世界殿堂入りセレモニーはフロリダ州セント・オーガスティン、ワールド・ゴルフ・ビレッジで11月15日（月）に行われる。

知らせを受けた青木は、今週の試合会場ジョージア州に滞在中だった。
「正直、自分自身驚きとうれしさが交互している。聞いた翌日内緒にしなくてはいけないのに近い友人とベロベロになる程飲み明かした。本当にうれしい。自分は好きなことをしていただけだが、後から着いてきた丸山君など若い人達が活躍してくれたので、この賞が貰えたのだと思う。ここまで来れれたのはみんなの協力があったからだ。特にワイフのチエ。本当にうれしい、ありがとう」

また、青木とプロ入会が同期で、現在日本ゴルフツアー機構で理事長を務める島田幸作もコメントを出した。「世界に誇る日本人プロゴルファーの第一人者、数々の偉業を成し遂げた青木さんがまた一つ栄光に輝きました。このニュースを聞き、本当に感激しています。青木選手とはPGA入会が同期で、亡くなられた橘田規さんから『すごい選手がいるよ』と紹介されたのが初めての出会いでした。また、同じトーナメントのフィールドで闘ったことも覚えています。

今だ現役として日米で活躍し、昨年のダイナスティカップのキャプテンを務めるなど我々ジャパンゴルフツアーのサポートもしてくださっています。多くの若手を育て、日本のゴルフ界をリードしてきた青木選手の殿堂入りは昨年の樋口久子LPGA会長に続き、世界で日本のゴルフ界が男女を合わせ認められた事と喜んでいます。連絡をとり『おめでとう』と直接伝えるつもりです。」