タイガー・ウッズが単独首位!/エミレーツオーストラリアンオープン 2日目
GDOアンケート結果第1弾/勝てなくてもタイガーは人気No.1!丸山は3位
勝てなくても、やはりタイガーの人気は絶大だ!先月「ゴルフダイジェスト・オンライン」の競技メールマガジンで実施した「海外男子ツアーに関するアンケート」で、最も興味のある男子選手の問いにタイガー・ウッズが丸山茂樹、世界No.1のビジェイ・シンらを抑えて断とつの1位に選出された。
ユーザー回答数302のうち、タイガーは127票を集め2位のアーニー・エルス(57票)を大きく離した。今季勝ち星こそ挙げることはできなかったが、丸山はエルスに次ぐ49票を集めた。今年ツアー9勝、史上初の年間獲得賞金1,000万ドルを超えたビジェイはわずか7票、「メジャーを勝っていない最高のプレーヤー」の称号を「マスターズ」制覇で振り払ったフィル・ミケルソンも10票と、今季の活躍した選手とは比例しない投票結果となった。
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ツアーデビューして以来、タイガーは人気、実力ともにNo.1を保持し続けていた。しかし、今季は「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」優勝のみ、しかもストローク戦の優勝は昨年10月の「WGCアメリカンエキスプレス選手権」以来見放されている。更に、5年間守りつづけた世界No.1の座も今季中盤でビジェイに奪われた。もう1人の日本人ツアー選手、田中秀道は9票に止まった。
タイガーの不調の原因はスイング改善から来ている。ティショットが安定せず、パッティングとショットが共にベストの状況でプレーできなかった。「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」は優勝したものの、決勝の相手デービス・ラブIIIは「俺を負かしていた。俺は飛距離で勝っていただけ」と、先週の「ザ・ツアー選手権」で今季唯一の勝利を振り返った。
その「ザ・ツアー選手権」では3日目を終えて首位タイに立ち、周囲は完全復活を予感していた。だが、終わってみればレティーフ・グーセンに逆転優勝を許し、不甲斐ない今季を象徴するようなシーズン最終戦だった。来週の「ダンロップフェニックスオープン」で2年ぶりの来日を果たす。安定してきたプレーを持続できれば、楽勝のシーンもありそうだ。
また、当アンケートで今後GDOコンテンツとして見てみたいものを聞いたところ、「プロスイングを動画で流して欲しい」「日本人選手のハイライト映像」「日本ツアーで選手がレポーターになり、選手の目から見たトーナメント」などネットならでは展開できる様々な意見があった。