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オーストラレイジアンツアー「全豪オープン」最終日

100周年の記念大会となった今年の「全豪オープン」。オーストラリアのナショナル・オープンだけに、地元オーストラリア出身選手たちにとっては、憧れのタイトルだ。最終日を2位以下に1打差の首位で迎えたロッド・パンプリングは5アンダーでスタートしたが、3番パー4で2打目を池に入れるなど、出だし4ホールで2打後退してしまう。その後も勢いを取り戻すことなく、結果75で1アンダー3位タイとなった。

代わって飛び出したのがディフェンディング・チャンピオンのピーター・ロナード。最終日をイーブンパーの首位に5打遅れでスタートしたロナードだったが、12番パー4ではグリーンエッジからの長いバーディパットを沈めて2アンダー。さらに15番でも8メートルのバーディパットを沈め3アンダー、2位以下に2打差と広げた。17番パー4でもグリーン外のラフから見事なチップイン・バーディを決めて4アンダーと伸ばすが、18番でボギー。結果3アンダーでホールアウトしたロナードは後続のフィニッシュを練習グリーンで待った。

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唯一、ロナードに迫り寄ったのがスチュアート・アップルビー。16番パー4でグリーンエッジから下りのバーディを沈めたアップルビー。最終18番でプレーオフに持ちこむバーディチャンスを掴んだが、1メートル半のバーディパットはわずかにカップ左。この時点でピーター・ロナードの連覇が決まった。

ピーター・ロナード
「オーストラリアで育ったゴルファーだったらみんな1度は練習上のグリーンで全豪オープンのウィニングパットを打つというシチュエーションを演じて見たはずさ。憧れの大会だからね。今週は最終18番のボギーで失ったかと思ったけど、優勝できて本当に嬉しいよ」

◇最終結果
優勝(-3):ピーター・ロナード(68)
2位(-2):スチュアート・アップルビー(71)
3位タイ(-1):スティーブン・ボウディッチ(69)、ロッド・パンプリング(75)

◇注目の選手
8位タイ(+1):ロバート・アレンビー(72)
15位タイ(+3):ボブ・エステス(74)
19位タイ(+4):クレイグ・パリー(71)
22位タイ(+7):アーロン・バデリー(73)

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