最終日も大珍事!かつての女王の意地をみせてオチョアが優勝し、約1億円の賞金を獲得/スタートロフィー
中国ハイナン島にあるミッションヒルズリゾート、ブラックストーンコース(7777ヤード、パー73)で開催されている「スタートロフィー」の最終日、ロレーナ・オチョアが前日の首位をキープし、通算4アンダーで優勝し、賞金128万ドル(日本円にして約1億300万円)を獲得した。
難しいコースセッティングに強風が加わり、ほとんどの選手がスコアを落とす中、勝負は4アンダーのモンゴメリーとオチョアのプレーオフにもつれこむと思われた。
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しかしその時、前日の今田に引き続き大珍事が起こった。16番ホールの2打目が看板の後ろに行ってしまったモンゴメリーは、「動かせる障害物」と判断し、キャディや近くにいるコーススタッフを呼んで看板を動かした。しかし競技委員の指摘により、2打罰を科せられ、プレーオフは幻となった。
結果的に、「賞金は意識しません。意識したらきっと85くらい打ってしまいますよ」と、プレーを楽しみながらもチャンスがあれば狙いたいと試合前に語っていたオチョアが、2バーディ、ノーボキーの通算4アンダーで勝利を飾った。
前日にプリファードライの適用方法について指摘され、26打罰をはらった今田竜二は、4バーディ、3ボギーの1アンダーでまわり、通算23オーバーで大会を終えた。
【スコア】
1位/-4/L.オチョア
2位/-2/C.モンゴメリー
3位/-1/Candie KUNG
4位タイ/0/朴セリ、ユン・ハオ、Rosie JONES
7位タイ/+2/D.リー、ヤニ・ツェン、G.ノーマン
10位タイ/+3/FENG Shan Shan、KONG Wei Hai
12位タイ/+7/He Yong CHOI、アニカ・ソレンスタム
14位/+9/Belen MOZO
15位/+10/L.デービース
16位/+16/ZHANG Lian Wei
17位/+23/今田竜二
失格/ニック・ファルド