石川遼、2010年を一文字で表すと「『実』です!」
遼、来年の抱負は「前進 まず1勝!」 勇太はリベンジを誓う
「第12回GMAプロ・アマチャリティーゴルフ」が13日(月)、千葉県にある東千葉CCで開催された。尾崎将司、石川遼、池田勇太、丸山茂樹らトッププロたちに加え、メジャーリーガーの松坂大輔も参加。尾崎は石川と、池田は松坂と同組でラウンドし、ホールアウト後には尾崎、石川、池田、松坂による豪華なトークショーが催された。
その中で、来シーズンへの抱負を色紙に書いた4人。石川遼は『前進 まず1勝!』と書き込み、「今シーズンもこの気持でスタートして、3試合目の中日クラウンズで優勝して良い波にも乗れた。1勝を甘く見ないことを大前提でやることと、勝利数だけを見ないでゴルフ全体を前進させていけるよう頑張っていきたい」と、さらなる進化を見据えていた。
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この2年間で最終戦まで賞金王争いを演じながらも、いずれもタイトルを逃してきた池田勇太は『賞金王にこだわる!』。「2011年は賞金王にこだわりたい。この2年間、最終戦まで賞金王争いをして悔しい思いをしているし、来年こそは、という想いで書かせていただいた」と、改めて強い決意を露にしていた。また、尾崎は『挑戦』と書き込み、「この挑戦は、遼でも勇太でもなく、キム・キョンテへの挑戦です。2人とも、頑張ってな」と、隣に座る石川と池田に向けて豪快に言い放った。
また、来年に20歳を迎える石川に対し、松坂が「年々回りの見方が厳しくなっていくと思うけど、遼くんの今の良さを変わることなく続けていって、今のペースでたくさんの方を魅了する石川遼でいてもらいたい」とコメント。言葉を受けた石川は「松坂さんがおっしゃったように、2011年のシーズンも上にいて当たり前、という目でみられる可能性はあると思う。過去3年は実力以上のものが出て幸運にも恵まれていたと思うし、来年は、ひとつ大きな勝負になる年だと思っています」と気を引き締めていた。