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宮里藍「自分のプレーに集中して試合に挑みたい」

米国女子ツアー「キア・クラシック」に出場する宮里藍が、大会前日に行われたプロアマ戦に出場し最終調整を行った。この日は生憎の雨模様となったが、18ホールのラウンドを終えた宮里は、改めて震災への思いや義援金募集のウェブサイトについて語った。

Q.義援金を募るウェブサイトと”まけるな日本”のロゴについて

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宮里
「桃子と美香ちゃんとまずは自分たちのできることをと話し合い始めました。バッジのロゴは、日本語にこだわりました。今だけでなくて、長期的に続けていきたい。ほかの選手やキャディさんみんなが心配の声をかけてくれた。昨日のプレーヤーズ・ミーティングでも、ウェブやロゴの説明をしたら、『自分もバッジをつけたい』と言ってくれる選手もいっぱいいて、すごくありがたかったです」。

Q.今大会に出場することについて

宮里
「アスリートとしていいプレーをして、みんなを元気づけたい。できれば今夜中に雨が通り過ぎてくれればいいなという感じです。木が左右に振ってあるので、特にティショットは難しい。狭いところもちゃんと打っていかないと、という感じで。ティショットがフェアウェイにあれば、1日3アンダーか4アンダーか出るのかな、という感じもするけど、ティショット次第では全然違う展開になりそうなコースですね」。

Q.今回は調整が難しかったと思うが

宮里
「ここ(米国)に帰ってきた時点で、自分は日々のトレーニングをしっかりして試合に備えるだけだと気持ちは切り替わっていたから、良い調整ができたと思っています。そういう思い(震災についての悲しさ)をバネにしてというのもあるが、試合で大事なのはどう普段どおりの自分でいれるかなので、そればかりを思っていてもうまくいかないことになりかねない。今日は自分のプレーだけに集中できていたので、問題ないと思います」。

Q.日本国内の女子大会が連続で中止になっているが

宮里
「難しいところですね。私としては、いろんな複雑な気持ちがあります。現状、危ないのは危ないから、無理をしてほしくはない。ギャラリーの人にも危険があるのであれば、やはりそれはキャンセルすべきだと思うし。でも、ただ中止にしていくだけでは私たちもできることが無くなってしまうので、やはりプロとしては、チャリティのトーナメントとしてやることも考えられると思う。たとえば、3日間じゃなくて1日でもせめて、とかいう形で、選手が協力しあってやることもできるんじゃないかと思うが、もしかしたら今はまだその段階ではないのかな、とも思いますので」。

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2011年 東北地方太平洋沖地震



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