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GTPA新人賞にハン・ジュンゴン 特別賞に松山英樹

日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)は3日(金)、都内で表彰式を開催し、2011年度の「GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤー」にハン・ジュンゴン(韓国)を、「GTPA特別賞」にアマチュアの松山英樹を選出した。

GTPAでは1998年から同賞を制定。男子はツアープロに転向してから、女子はプロテスト合格後、またはプロテスト合格者以外ではじめにTPD登録をした者で、それぞれ最長2シーズン以内(海外ツアーを含む。ただし初年度は前試合数の3分の1以内の出場であれば、その年は含まない)の選手を対象に、人格面や将来性を加味して選考される。

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ハンは6月の「~全英への道~ミズノオープン」で、わずかツアー出場8試合目で初優勝。また、10代でのツアー優勝は石川遼に次ぐ史上2人目の快挙だった。賞金ランクでも27位に入り、更なる飛躍に期待がかかる。

同選手は現在、海外で合宿中のため「去年、はじめての日本ツアーで活躍することができ、また、それまでテレビで見ていた有名選手たちと同じステージでプレーできたことが夢のようです。まだまだ足りない部分が多い私がこんなに大きな賞をいただくことが出来たのは、皆様にあたたかい応援をしていただいたからこそと、感謝しております。この賞は『もっともっと頑張れ』というメッセージだと思って。いっそう強いプレーをお見せできるよう努力します」とGTPAを通じてコメントを発表した。

また、4月の「マスターズ」で、日本人史上最年少で予選を通過し、ローアマを獲得。さらに11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で優勝した松山は、2007年の石川遼青木功以来となる特別賞を授与。表彰式に出席し、今シーズンのプロツアーでの目標について「予選落ちを一回もしないこと。(アマチュアの試合との兼ね合いで)プロの試合にも、時間があれば出たい気持ちは強い」と力強く語った。(東京都港区/桂川洋一)

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