強さの秘訣はやっぱり練習量?申智愛と横峯さくらの場合
申は風邪でも笑顔、モデルを兼ねる地元人気プロは涙/ANZレディス3日目
オーストラリアで開催されている欧州女子ツアー「ANZレディスマスターズ」3日目。日本、韓国の両ツアーで大活躍し、両国で抜群の人気を誇る申智愛。首位と4打差で迎えたこの日、一気に首位浮上への期待も高まったが、4バーディ、4ボギーと伸び悩んだ。「体のどこもかしこも痛くて、ショットをコントロールするのが難しかった」。昼間は試合中での真夏の暑さ、夜は冷房が効きすぎる部屋の寒さにより、すっかり風邪を引いてしまったという申。この日も風邪薬を飲んでのプレーと、万全とは程遠い状態だ。だが、日本や韓国のファンからサイン攻めに合うなど人気は人一倍高く「日本や韓国のお客さんがたくさん来てくれて、本当にうれしい」と、笑顔を振りまいていた。
一方、3日目を終えて5アンダーの9位タイにつけている開催国出身のアンナ・ローソン。アデレードとロスに拠点を構え、ロスではゴルフとモデル業に励んでいる人気プレーヤーが、地元アデレードのラジオに出演した際に「昔の女子ゴルファーはレズビアンばかりだった」とコメントし、やり玉に挙げられている。
ローソンは4日に出演したラジオ番組の中で「ツアーにはたくさん若手スターや素晴らしい選手も加入し、良くなったが、メディアのメンタリティーは残念ながら変わっていない。メディアは、われわれ(のツアーに)は25年前と同じように、レズビアンや見るのもうんざりする魅力のない女性が多いと思っている」と語った。本人はゴルフをプロモートしようとして口を滑らせたと弁明したが、2日目を終えた後に地元メディアにたたかれ、涙を流したという。だが、スコアに影響を出さないところは流石の一言。
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