石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼も貢献! アジア選抜がリードを広げて最終日へ!/ロイヤルトロフィ2日目
タイのアマタスプリングCCで開催されている、欧州選抜とアジア選抜の団体戦「ロイヤルトロフィ」の2日目。アジア選抜が2ポイントをリードして迎えたこの日、9,000人を超えるギャラリーが見守る中、ダブルス戦のフォアボール形式(2人が別々のボールでプレーし、良い方のスコアを採用する)4試合で争われた。
初日と同様にトップスタートを任された谷口徹と石川遼は、初日と同じP.ローリー、S.ハンセンを相手に一歩も譲らぬ戦いを展開。6番パー5で相手に1UPのリードを許した直後の7番パー4では、石川がピン左手前から13メートルのバーディパットを捻じ込み、オールスクエアに戻す。その後は15番まで1UPのリードを許すが、16番パー5で石川がバーディを奪い、再びオールスクエアへ。最終18番でも谷口がバーディを奪って相手にリードを許さず、そのまま引き分けに持ち込み0.5ポイントずつを分け合った。
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残る3組の戦いでも、初日と同様にアジア選抜が見事なチームワークを見せる。第1組のC.ウィとW.リャンは3&2、最終組を回る地元タイコンビのT.ジェイディとP.マークセンも4&2で圧勝。さらに第3組の谷原秀人とS.K.ホも2&1で勝利。初日に勝ち星を挙げた3組が連日の勝利を飾り、この日アジア選抜は3勝1分け。3.5ポイントを加算し、通算ポイントでアジア選抜が6.5ポイント、欧州選抜が1.5ポイントとリードを大きく広げた。
キャプテンを務める尾崎直道は、「今年のアジアは元気が良いし、全員が必死で戦っている姿がすごく嬉しい。まだ安心できるポイント差ではないと思うし、昨日と今日のスピリットを明日も続けて、気を引き締めて戦ってほしい」と、最終日に向けての意気込みを語った。最終日はシングルス戦のマッチプレー8試合で争われ、尾崎はトップバッターに再び石川を指名。明日もこれまでの好調を維持し、アジア選抜が初勝利を遂げることができるか。
最終日の組み合わせは以下の通り
第1組/石川遼 VS S.ハンセン
第2組/W.リャン VS P.ローリー
第3組/C.ウィ VS N.ドハティ
第4組/P.マークセン VS P.ララサバル
第5組/谷原秀人 VS O.ウィルソン
第6組/S.K.ホ VS J.エドフォース
第7組/谷口徹 VS N.ファス
第8組/T.ジェイディ VS P.マギンリー