タレント勢が上位発進 2位にはジョン・デーリー
「テラス・カナディアン・スキンズ・ゲーム」最終日
毎年恒例のカナディアン・スキンズ・ゲーム。今年はカナダ代表にマスターズチャンピオンのマイク・ウィアからイアン・レガットに交代。しかし他の3人は、常連のジョン・デーリー、ビジェイ・シン、そしてセルヒオ・ガルシアが参戦。最終9番をレガットとビジェイが両者バーディで分けたため、2スキンズ分40,000ドルが繰り越しとなっていた。
この日2番目のホールでガルシアがあわやホールインワンというスーパーショットを披露。しかしその短いラインを読んでいるときにデーリーが散々邪魔をして、貴重なパットを外してしまう。そのデーリーのおふざけはどんどんエスカレート。12番ではお得意の(?)コーラの缶をティー代わりにしてのティショット。これはグリーン手前のバンカーに掴まる。さらにパットを打とうとするビジェイの後ろにたって打つ瞬間に「かわいいオシリしているね」といってみたり。こうなるとガルシアも悪ふざけに乗り始め、レガットがパットを打つ際に真後ろに走りこんできて邪魔をした。実は同じラインだったガルシアはしっかり学ばせてもらって自分はきちりとパットを決めてスキンを獲得。このガルシア&デーリーの悪ふざけに翻弄されてしまったレガットは池の淵にとまったボールを打つ際にハザード内ということを忘れてしまい、2度もソールをつけてしまう同様ぶり。ガルシアに「何やってんだ?」と笑い飛ばされてしまう始末。試合はビジェイが16番でバンカー縁の厳しいライからピン横30センチにつけるショットで2つのスキンズを奪い、さらにプレーオフに突入したホールでも見事なアプローチからバーディを奪い獲得スキンズを6として圧勝した。
◇最終結果(アメリカドルで表示)
1位:ビジェイ・シン(6スキンズ:102,953ドル)
2位:イアン・レガット(5スキンズ:69,861ドル)
3位:セルヒオ・ガルシア(5スキンズ:62,507ドル)
4位:ジョン・デーリー(2スキンズ:29,415ドル)