石川遼、フェアウェイキープに苦しみ35位タイで終戦
石川遼、3年ぶりの参戦でリベンジなるか
韓国のナショナルオープンであり、ワンアジアツアーの一戦でもある「韓国オープン」が10月18日(木)から21日(日)までの4日間、韓国、ウージョンヒルズCCで開催される。ディフェンディングチャンピオンであるリッキー・ファウラーが直前で腰痛のため出場を取りやめるというハプニングがあったものの、55年目という歴史ある大会にここ韓国では既に多くの注目が集まっている。
3年ぶり、2回目の参戦となる石川遼は、同じ年齢でロングディスタンスを武器とするノ・スンヨルと昨年のアジアアマチュア選手権で松山英樹についで2位となったイ・スミンとの組み合わせ。練習ラウンドに現れた石川遼とノ・スンヨルに大会への意気込みをインタビューした。
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【石川遼】
-大会への意気込みを聞かせてください。
「前回出場した時は、ベ・サンムンの素晴らしいプレーを目の当たりにして本当にすごい選手だと思いました。優勝争いに加わることができなかったので、3年間で得た多くの経験を生かして、成長した自分を多くの韓国のギャラリーに魅せたいです。」
-ノ・スンヨル選手と同組ですが、どんな印象ですか。
「スケールの大きな選手です。体もしっかりしているし、ボールに最大限の力が伝わるスイングをしていますね。」
-石川選手のスイングの課題は。
「しっかりと体重移動をすることを一番心がけています。バックスイングからインパクトにかけてのウェイトシフトで左に踏み込むことでボールへ力を伝えるようなイメージです。」
-日本ツアーでも韓国の多くの選手が活躍していますが、仲の良い選手はいますか。
「フレンドリーな方ばかりなので、みんなと仲が良いですね。先輩ではありますが、S.K.ホ選手、I.J.ジャン選手、そしてキム・ヒョンソン選手とは一番仲が良いかもしれません。彼はいつも笑顔で周りの人を盛り上げて楽しませてくれる友人です。」
-韓国の食事で一番好きなものは何ですか。
「サム・ギョプサル(豚の三枚肉の焼肉料理)!コリアンバーベキューも大好きです。焼肉は毎日でも食べたいくらい大好きなんです。」
-最後に今年と来年の計画を教えてください。
「12月まで日本のツアーでベストを尽くして、来年は1月からアメリカのツアーに出場します。2014年のアメリカツアーでのシード権を獲得することを目標にがんばります。」
【ノ・スンヨル】
-練習ラウンドを終えての感想はいかがですか。
「何度もプレーしたことがあるので経験が生かせるし、相性の良いコースです。1ヶ月ほど休養をとったので、すごく良い状態で試合に望めています。」
-初日、2日目と石川遼選手とのラウンドですが、どんな印象をお持ちですか。
「彼とは何度もラウンドしたことがあり、本当に素晴らしい選手です。多くの勝利を挙げていることや賞金王にもなったことが証明しています。ドライバーの飛距離がでると同時に、ショートゲームやパッティングなどの技術も素晴らしいです。飛距離はでますが、ショートゲームにやや不安があるので、テクニックを学びたいと思います。」