感情と、自らのゲームをコントロールするタイガー・ウッズ
「ニュージーランド・オープン」初日
練習ラウンドでも本戦顔負けのギャラリーを集めたタイガー・ウッズだけに、初日のスタートホールでは大歓声を浴びてのティショットとなった。しかし出だしはイージーなバーディチャンスを生かせず。3番目のホールとなった12番パー5では2打でグリーンを捉えたものの、イーグルならず、やっとバーディを奪って1アンダー。タイガーと一緒に回っていた昨年の優勝者デイビッド・スメイルは緊張からか力みすぎでグリーンオーバーやらギャラリーに突っ込んでしまうなど、ダブルボギーまで出す崩れよう。タイガーは17番でラインとしては簡単な6メートルのバーディパットを外し、また落胆の顔。
しかしここからまだ悪化する。返しの1メートルちょっとのパーパットがカップに嫌われまさかのボギー。ニュージーランドで初のボギーを叩いてしまう。これで苛立ちがピークに達したのか、続く18番でタイガーはドライバーを力づくで打ち325ヤード飛ばす。これには地元カメラマンも球追いが出来ず見失う始末。残り225ヤードを2番アイアンで寄せて、イーグルこそ逃すが楽々バーディで「赤文字」のアンダーパーに戻したタイガー、結果は(70)の1アンダーのままホールアウト。
<< 下に続く >>
一方首位を走ったのは4バーディノーボギーで(67)をマークしたオーストラリアのクレイグ・スペンスと同じく(67)の地元ニュージーランド出身のスティーブン・スカヒルの2名。まだ全員のホールアウトが終えていないため暫定の首位タイとなっている。
*「ニュージーランド・オープン」は初日から最終日まで「ザ・ゴルフ・チャンネル」で衛星生中継予定
あなたにおすすめ
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!