佐渡充高が簡単解説!初めてのPGAツアー【第五十四回】
「ニュージーランド・オープン」2日目
会場では地元の選手から「タイガーのために僕らは裏口から入ったり、タイガーの警備のために自分たちの練習時間が減らされたりと不公平だ」との声が出ている状況。優勝賞金の5倍となる招待金をもらっている世界ナンバー1の参戦だけに、大会運営側も苦労が耐えない様子。そのタイガー、初日を1アンダーで回り、パットが不調だったと語っていたが...。
2日目の1番でも1メートル弱という短いパットがわずかに外れなんとボギースタート。続く2番でバーディを奪い速攻で取り返したタイガーだが、パットの調子が戻った矢先に今度はティショット・トラブル。3番で打った瞬間にタイガーから「フォアー」の一声。このホール、ダブルボギー。続く4番でもリプレーかと思うタイガーの「フォアー」の一声。このホールはなんとかパーできる抜けたが、その後6番でもドライバーの後に納得のいかない様子。
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やっと7番パー5を2オンしてタイガーらしい笑顔がこぼれた。イーグルこそ入らなかったが、30センチ残ったバーディパットでスタンスを内股気味に立ち、アーノルド・パーマーの物まねでカップイン。ギャラリーサービスを忘れないタイガーだった。バックナインに入ってもタイガーはパットで苦戦。13番ではカップを半周して入らずボギー、続く14番15番でもボギーとなり、一時は2オーバー。最終18番でバーディを奪い、1オーバー・フィニッシュとなった。首位はジェイムス・マクリーンとステファン・リーニーの7アンダー。タイガーのまさかの予選落ちという可能性がささやかれたが、予選カットラインは2オーバー、タイガーはギリギリの予選通過となった。
*「ニュージーランド・オープン」は初日から最終日まで「ザ・ゴルフ・チャンネル」で衛星生中継予定
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