2024/11/23国内男子
スチュアート・アップルビー「悲劇」からの完全復活
2004/01/13
ニュース
豪州のナショナルオープン、「ホールデン全豪オープン」が始まったが、急遽初日がサスペンデッドとなった。その理由は「速すぎたグリーン」。もともと速いグリーンで有名なビクトリアGCは、プレー不可能なまでに早いグリーンを作ってしまった。今週前半のプロアマ戦でスチュアート・アップルビーが62をマークしたため、大会運営側はグリーンをもっと早くするべきだと考え、その後一度もグリーンに水撒きをしなかったのだ。そのためグリーン上がまるでコンクリートのように滑り、ボールは止まらない状態に。結果、選手達から「プレーを中止したい」との申し出が出てしまった。結局、初日のラウンドはすべて白紙に戻され、明日ラウンド1と2を行うことに決定。グリーンキーパーたちが必死に水撒きに追われる様子を選手達が見守っていた。
この件について、オーストラリアゴルフ協会のフィリップス会長は、「なんとも恥ずかしい事態を犯してしまった。こんな最悪の事態を決して望んではいなかったが、全責任は私にあります。今大会は豪州にとって大事な大会なだけに、我々も本当に心苦しい気持ちです。しかしコースコンディションが実際にどうなるのか、試合が始まってみるまで大会運営側も判断できていませんでした」と謝罪した。
*「全豪オープン」の全ラウンドは「ザ・ゴルフ・チャンネル」で衛星生中継予定