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世界ジュニアゴルフ選手権【3】 日本代表男子の活躍
2013/01/26 11:14
今年7月に行われる「世界ジュニアゴルフ選手権」の日本予選会「マクドナルドカップ」が誕生したのは2011年。6歳以下から13~14歳までの5部門各1人が日本代表に選出された。2012年は5部門各2人に増え、15~17歳でも男女各1人が日本代表となった。 世界ジュニアでは13~14歳以下は3日間で争う。
マクドナルドカップ日本代表男子は、世界ジュニアにおいて2011年大会で優勝はならなかった。その中では、9~10で蝉川泰果(兵庫教育大付小5年)が奮闘。最終日に踏ん張りとみせて6位となり、2012年のシード権を手にした。この年は前年までの慣例で個人参加も一部認められ、前年シード選手なども出場した。6歳以下で柴田憲(マニラ日本人学校)、同7~8歳で村上豊駿(こうた、愛知・宝小2年)が優勝。低学年での活躍が目を引いた。
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2012年は、6歳以下で澤田竜成(東京・第二亀戸小1年)が初日、ホールインワンを達成するなどコース新の4アンダー50をマークして首位に立ち、そのまま逃げ切り優勝した。清水拳斗(埼玉・中尾小1年)も3位に食い込んだ。惜しかったのが、 11~12歳の杉原大河(徳島・南部中1年)。2日目首位に立ち、最終日は17番まで首位に1打差だったが「2打差と思っていた」と、最終18番パー5でイーグル狙いの2オンにトライしたが左に曲げてパーに終わり、1打差2位に悔しさをかみ殺した。
他の高年齢部門では15~17歳で初のマクドナルドカップ日本代表になったデ・バルバ・ガブリエレ(兵庫・関西学院高2年)は3日間29オーバーの予選落ちが象徴するように、世界レベルのコースに歯が立たなかった。
井上透IJGA代表理事は「11年は苦労したが、12年は低年齢がよくやったと思う。10歳ぐらいから本格的に始める韓国勢が低年齢層のレースに乗ってこないことや、米国は年齢が上がるにつれて底力を発揮することも要因になっているのは事実だが、低年齢から世界を見ること、意識することが大切だと思う。高年齢層につなげていければ」と話している。