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小西健太はベスト4で敗退/全米アマ

米国イリノイ州にあるオリンピアフィールズCCで行われた「全米アマチュア選手権」で、日本男子として初めて準決勝に進出した小西健太(東北福祉大3年)は、22日(土)に決勝進出を懸けて米国のデレク・バードと対戦したが、3&2で敗退した。

「彼は自分と似たようなプレースタイルで、常に真っ直ぐ打ってミスをしない。普通は自分が良いプレーをしていれば相手がミスをしてくれることがあるけど、彼はミスをしなかった。難しい戦いだった」と小西。

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1番で1アップとされた小西は、10番、11番と連続で奪ってオールスクエアに戻したが、直後の12番で1アップとされて、14番、15番も連取された。一度もリードを奪えないまま迎えたドーミーホールの16番を引き分けて、準決勝での敗退が決定した。

日本勢男子としては、2001年に清田太一郎が記録した8強を更新して、ベスト4という新記録を打ち立てた。1985年に「全米女子アマ」を制した服部道子に続く快挙とはならなかったが、ベスト8進出者は来年8月にオークランドヒルズCC(ミシガン州)で開催される「全米アマ」の出場権が付与される。

「この大きな試合で、素晴らしい選手たちと戦った経験は自分にとって大きなこと。そういう選手たちと接戦ができたことは自信になった。将来的にはプロになって、メジャー大会などたくさん米国でプレーをしたい。自分がメジャーで優勝できると信じている」

今後について問われた小西は「来年、Qスクールを受けようと思っている。どのツアーのQスクールかは決めていないけど、それを通ってプロになりたい」と力強く宣言した。

決勝戦はバードとブライソン・デシャンボーによる36ホール決戦で争われる。

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