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金メダリストの北島康介が語る「水泳とゴルフの共通点」

◇ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント 初日(6日)◇麻倉GC(千葉県)◇パー72◇

五輪競泳の金メダリストで昨年4月に現役を引退した北島康介が、2日間のプロアマ大会に初出場。小田孔明と同組でプレーした初日は「104」(プロの成績とハンデを差し引いた大会公式スコアは82)とし、「この緊張感の中では、自分のプレーができたので満足です」と爽やかな笑顔を向けた。

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競泳の第一線から身を退いて以降、「泳ぐ時間が減って、ゴルフに誘われる機会が増えた」ことからクラブを握る回数が急増しており、現在のベストスコアは「95」前後という。水泳との共通点として「思い通りにならないところ」を挙げ、水泳との違いについては「ゴルフは一瞬で決まることがある」と語って、この日の最終18番(パー5)でトリプルボギーをたたく原因となったOBを悔いた。

「うまくいかないところが楽しい。きょうは生きた心地がしなかったけれど、あしたは慣れてくると思う。集中してプレーできるように頑張ります」。生粋のアスリートは最終日へ気持ちを入れ替え、「ゴルフは奥が深い」と視線を上に向けた。(千葉県佐倉市/塚田達也)

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