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2017年1-6月/国内ツアーで最も勝利を挙げた1Wは?

まずは1Wメーカー別の勝利数

国内ツアーは今週、男女ともにオープンウィーク。次週以降は12月初めまで毎週末に試合が行われる予定となっており、つかの間の小休止だ。ここまで2017年シーズンは男子が9試合、女子は17戦を終了した。次々に新製品が持ち込まれるツアーの現場で、優勝に貢献したドライバー(1W)はどれだったのか、調べてみた。

まずは、国内男女ツアーの優勝者が使用した1Wを、メーカー別にまとめた。メーカーによっては男子と女子では別の機種をプロモーションしており、さまざまなスイングタイプに対応した兄弟モデルを同時発売するメーカーもある。掲載したのは6月までの複数回優勝メーカー。機種別で見るとわからないメーカーごとの勢いを想像できるだろうか。

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キャロウェイは女子トップの4勝。テレサ・ルー(台湾)が昨季と同じキャロウェイゴルフ ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバーで2勝を重ね、契約の上田桃子と契約フリーの全美貞(韓国)は今年2月発売のキャロウェイゴルフGBB エピック スター ドライバーでそれぞれ1勝した。

ピンは男子最多の3勝をマーク。ピン G ドライバーを使用する宮里優作が2連勝を達成し、チャン・キムも1勝を挙げた。女子でも鈴木愛ピン G ドライバーを使用して2勝と好調だった。

気になる1W機種別の勝利数

続いて、クラブ機種別の勝利数をカウントしたところ、複数回優勝のクラブは5機種で、全26戦のうち14勝が、以下の1Wを使用する選手たちの手に渡ったことがわかった。売れ筋の新モデルばかりが勝っているわけではないのは、使い慣れたギアによる高い精度を求めるツアーならではの現象だろうか。

1位 4勝
ピン G ドライバー
2位 3勝
ダンロップ ゼクシオ ナイン ドライバー
本間ゴルフ TW727 455 ドライバー
4位 2勝
キャロウェイゴルフ GBB エピック スター ドライバー
キャロウェイゴルフ ビッグバーサ アルファ 816 ダブルダイヤモンド ドライバー

トップのピン G ドライバーは昨年発売モデルで、男子賞金トップの宮里優作と女子賞金2位の鈴木愛が2勝ずつ。5月の男子「~全英への道~ミズノオープン」を勝ったチャン・キムもピンユーザーだが、兄弟モデルのピンG LS TEC ドライバーを使用した。

続く、3勝の2機種は対照的な勝ち星の内容。人気シリーズ・ダンロップ ゼクシオ ナイン ドライバー青木瀬令奈吉田弓美子プラヤド・マークセン(タイ)とタイプの違う3選手が、それぞれ1勝した。対して、本間ゴルフ TW727 455 ドライバーは女子賞金トップのキム・ハヌル(韓国)が1人で3勝をマークした。

メーカー別でトップだったキャロウェイは、冒頭で紹介したように“新旧”2機種で勝利数が割れた。GBB エピック スター ドライバーは一般ユーザーの間でも話題の新機種だが、賞金女王を狙うテレサ・ルーは2015年発売のビッグバーサ アルファ 816を使用し続けている。

今季国内26勝を生み出した計17機種とは?

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