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丸山茂樹がベースボールグリップで競技復帰 米シニア参戦も視野

◇ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント 初日(5日)◇麻倉GC(千葉県)◇パー72

左手親指の痛みにより2016年9月「ANAオープン」からツアーを離脱中の丸山茂樹が、ツアー外ながら競技復帰。3バーディ、2ボギー1ダブルボギーの1オーバー「73」で終えた初日について「ほとんど1パット。内容はグダグダだった」とショットに苦戦しながらも、「75を切れたら最高だと思っていたので嬉しかった」と笑顔を向けた。

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患部の痛みは、昨年9月に動脈にカテーテルを通す手術を受けて改善。クラブの握りは、左手親指をグリップに巻き付けるベースボールグリップに変えることで負担をなくし、スイング中の痛みへの不安は解消した。今年1月から3カ月間はボールを打ち込み、多くのラウンドを重ねることで準備を整えてきたが、グリップを一変したことによる飛距離の低下と、「ボールがぜんぶ右に飛びそう」という不慣れゆえの怖さを残しているという。

「プライベートラウンドでは60台も出る」とプレーへの手ごたえは深めつつあるが、やはり観衆が入る競技ゴルフは別物だった。「最初(スタートホール)で名前を呼ばれて、体が宙に浮いた感じ。体に力感もなく、ヘッドの重量も感じなかった。慣れていかないといけない」。国内10勝、米ツアー3勝の名手にとっても、ブランクの影響は想像を超えて大きなものだった。

また、今季のレギュラーツアーへの復帰については「ありません」と断言。見据えるのは、来年9月に50歳になることで年齢条件を満たす米シニアツアーへの挑戦だ。過去の米ツアー優勝により米シニアへの出場権が得られる見込みだが、「チャンピオンズ(米シニア)に(資格が)足りなくても、日本のシニアツアーには仲の良い先輩もいっぱいいる。そこに顔を出せたらいい」と構想を描いた。(千葉県佐倉市/塚田達也)

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