日本ツアーがシンガポールで開幕 選手会長2年目の石川遼が始動
深堀圭一郎、宮里美香がザ・ファースト・ティのアンバサダーに就任
特定非営利活動法人ザ・ファースト・ティ・オブ・ジャパンは15日(火)、深堀圭一郎と宮里美香が活動のアンバサダーに就任したことを発表した。
1997年に米国で始まったザ・ファースト・ティは、ゴルフを通じた青少年子女の教育プログラムとして世界で約1700万人に普及。2004年に小学校の体育授業への導入を開始したことで広まった。ゴルフにおける9つの大切な価値観(ナイン・コア・バリュー/正直、誠実、スポーツマンシップ、尊敬、自信、責任、忍耐、礼儀、判断)を人間形成についても重視。日本では2014年の開始後、年間約2500人を指導しており、2020年度までに倍増を目指している。
<< 下に続く >>
16年に宮里優作が就いた同職に加わった深堀は「今のゴルフ界はどうしてもスコア主義になるなど、いろんなことがずれているところがある。人間の教育としてもっと広くゴルフを伝えられるように協力したい」とコメント。50歳になって迎える今季はシニアツアーを主戦場とする一方で、「レギュラーツアーにこだわりもある。あきらめない姿も自分自身で(子どもたちに)見せていきたい」と力強く語った。
宮里も「アメリカツアーで9年間やっていてファースト・ティのことは知っていたが、ナイン・コア・バリューは私にも響くところがある。こういうことを小学生からやるのはうらやましくも思う」とし、活動に意欲を示した。日本ツアーに初めて本格参戦する今季は、開幕戦の3月「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)から出場する予定となっている。(編集部・桂川洋一)
あなたにおすすめ
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!