2026年 インターナショナルシリーズ ジャパン

「飛ばずに曲がっちゃう」からの脱却 23歳・細野勇策の成長

2026年 インターナショナルシリーズ ジャパン 3日目 細野勇策
細野勇策は3打差を追いかける(提供:アジアンツアー)

◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ ジャパン 3日目(4日)◇カレドニアンGC(千葉)◇7126yd(パー71)◇曇り

日本ツアーを代表するレフティにチャンスが舞い込んだ。9位から出た細野勇策が2バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算7アンダーを守って6位に浮上した。首位の今平周吾、キム・ホンテク(韓国)とは3打差。国内ツアーでの初勝利の前に、アジアンツアーのビッグイベントでのタイトル獲得が近づいた。

風速が8mを超えた難コンディションで、気持ちを最後まで強く持った。前半6番(パー5)でバーディが先行した後、8番から2連続ボギーを喫しても動じない。「後半にまた風が強くなるという予報だったので、落ち着いて。バーディをいっぱい獲るというよりも、1つ、2つでいいと」。その心構えの通りに、後半は5mのスネークラインを沈めた13番でバーディ。他の8ホールをパーでまとめて見せた。

2023年にツアーに定着してから、昨年は賞金ランキング19位とキャリアベストをマーク。23歳は成長の跡を着実に刻んでいる。このオフはティショットの精度を課題にして改善に取り組んできた。昨季のフェアウェイキープ率は53.663%で全体81位。「ドライビングディスタンスも良くない(291.63yd/38位)ので、“飛ばずに曲がっちゃう選手”っていう感じ」と自分を厳しく見つめている。

「スイングのブレが一番(の原因)かなと思います。それにティグラウンドの見方も悪く、“なんとなく”フェアウェイを向いて打っているだけだった」。ランディングエリアが絞られるカレドニアンGCはテストにうってつけ。「成果が出ていると感じる。3日間ずっとうまくいっているので、ショットはこのままいけば問題ないのかな」と前進がうれしい。

PGAツアーへの参戦目標をベースに「海外志向はすごく強い」と語る。「自分も一つひとつスキルを上げていけば、ポジションや戦う場所もおのずと変わってくる。アジアンツアーも一昨年は QTを受けたくらい。おもしろいツアーだなと思う」。日曜日は未来を切り開く一日になるかもしれない。(千葉県横芝光町/桂川洋一)

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