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シニア版ライダー杯
伝説のプレーヤーが集う「UBSウォーバーグカップ」はシニア版のライダーカップだ。今年で2回目の開催となるが、前回はアーノルド・パーマー率いるアメリカチームが勝利。その対戦相手は、ゲーリー・プレーヤーが指揮をとる“Rest of the World”(アメリカ以外全部)と名づけられた国際チームだが、前回の雪辱を果すべく今大会に乗り込んできた。14日、ジョージア州セントサイモンズ島で開幕を告げる開会式が行われた。
マーチングバンドに先導されて入場した両チーム。パーマーの手には昨年勝ち取った優勝杯が誇らしげに抱かれていた。開会の言葉やファンファーレに花火が打ち上げられる華々しい開会式では、ジョーク交じりの選手紹介が行われた。
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ゲーリー・プレーヤー
「まずはイアン・ウーズナム。彼を見ると6歳のころの自分を思い出す。今のウーズナムと6歳の私は同じ身長だったよ(笑)。今のはジョークだけど、彼はビッグなプレーヤーだ」
開催コースのシーアイランドGCは、大企業家のハワード・コフィンによって作られたスーパーリゾート。元は9ホールしかないコースだったが、あのボビー・ジョーンズも絶賛したという。数年前にトム・ファジオが改修にあたり、原型の9ホールの良さを残しつつ素晴らしい18ホールのコースを誕生させた。
アーノルド・パーマー
「長年の友情が支える大会だ。もちろん試合だから真剣勝負をするつもりだ」
ゲーリー・プレーヤー
「昨年の本大会は大成功を収め、今年のライダーカップに良い手本を見せたと思う。友好的でありながら情熱的な試合を若い選手に見せることができた。今年のライダーカップが素晴らしかったのは我々の手本のおかげ」
試合は初日がオルタネート方式で行われるフォーサムが6マッチ。2日目はフォーボールが6マッチ。そして最終日はシングル戦が12マッチ。昨年は最終日のシングル初戦でパーマーがプレーヤーに2&1で競り勝ち、2日目まで5対7で負けていたチームを奮い立たせた。結果は12.5対11.5でアメリカチームの勝利だった。
<初日フォーサムの組み合わせ>
1組目:A.パーマー&C.ストレンジ vs G.プレーヤー&N.ファルド
2組目:P.エイジンガー&S.ホーク vs B.ランガー&E.ロメロ
3組目:R.フロイド&T.レーマン vs S.トーランス&I.ウーズナム
4組目:F.ファンク&B.ギルダー vs 青木功&海老原清治
5組目:H.アーウィン&T.カイト vs デイビス&S.ジン
6組目:T.ワトソン&M.オメーラ vs B.レーン&ダーニアン
*「UBSウォーバーグカップ」は初日から最終日まで「ザ・ゴルフ・チャンネル」で衛星生中継予定