「WGC アクセンチュアマッチプレー選手権」出場選手が決定!
2013年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権
期間:02/20〜02/24 場所:リッツカールトンGC(米国アリゾナ州)
スター選手が大集結するWGCアクセンチュアマッチプレー選手権
昨年2位に終わったロリー・マキロイ(北アイルランド)は64人のスター選手が揃うWGCアクセンチュアマッチプレー選手権で初の栄冠を狙っている。
リッツカールトン・ゴルフクラブで開催された昨年のこの大会で、北アイルランド出身のマキロイがハンター・メイハン(米国)に敗れたことにより、2009年のジェフ・オギルビー(オーストラリア)以降、2010年のイアン・ポルター(イングランド)そして2011年のルーク・ドナルド(イングランド)と、ヨーロピアンツアー勢により支配され続けてきたこの大会の連続優勝が途絶えた。
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彼はあと一歩で自身が持つ2つのメジャータイトルに、世界ランキング68人中64人が集ったワールドゴルフチャンピオンシップの勝利を加えるところだった。その中にはこの大会で3回の優勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)もいた。今週アリゾナで開催される2013年シーズン最初のワールドゴルフチャンピオンシップは世界ナンバーワンを狙うマキロイにとってとても重要な足がかりの大会となるだろう。
先週のPGAツアー、ノーザントラストオープンで16位だった世界ランキング3位のドナルド(イングランド)と2012年のライダー・カップにて世界で最も恐ろしいマッチプレー選手の称号を得たポールター(イングランド)は1,114,636ユーロの小切手と共にそれぞれ2度目となる優勝トロフィーを狙っている。
同じくイングランド出身で世界ランキング6位のジャスティン・ローズは昨年のWGCキャデラック選手権で優勝した。そしてこの大会で自身2度目のWGC大会の優勝を狙っている。
今季初戦となったボルボゴルフチャンピオンズで優勝を飾った世界ランキング5位のルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)は絶好のコンディションでアリゾナに向かった。そして同じく南アフリカ出身でメジャー優勝経験のあるチャール・シュワルツェルはノーザントラストオープンで3位の好成績でドーブ・マウンテン(大会会場のある地)へと旅立った。
しかし今、最もホットな選手はもう一人の南アフリカ人選手で、ヨハネスブルグオープンで優勝を飾ったリチャード・スターンだろう。スターンはアルフレッド・ダンヒル選手権でトップ10に入り、オメガ・ドバイ・デザートクラッシックでは2位となった。そして現在レース・トゥ・ドバイ(ヨーロピアンツアー賞金王争い)ではトップをひた走り、公式世界ランキングでもトップ60位以内に入っている。
ほんの3週間前まで世界ランキングで165位にいたスターンは、当初、2009年以来となるWGCアクセンチュア・マッチプレイ・チャンピオンシップ出場は難しいと思われていた。しかしドバイでスコットランドのステファン・ギャラハーと終止接戦を繰り広げ、そしてヨハネスブルグで4年ぶりとなるヨーロピアンツアー優勝を飾ると、スターンは世界ランキングの順位を110位ジャンプアップさせ一気に55位に入り、その自信と共にアリゾナ入りする。
ヨーロピアンツアーメンバーで今大会に初出場するのは、スターンと同郷のブランデン・グレースのほか、世界ランキング29位のジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)、同40位のトービヨン・オルセン(デンマーク)、同52位のデビッド・リン(イングランド)、同54位のマーカス・フレイザー(オーストラリア)、同56位のギャラハー(スコットランド)、同63位のリッチー・ラムジー(スコットランド)、同65位のマルセル・シーム、そして同68位のシェーン・ローリー(アイルランド)の合計9人だ。そして皆それぞれ、賞金総額875万USドルの大会に挑むこととなった。
フィル・ミケルソンの欠場によって今大会への参加が可能となったシェーン・ローリーは、ジュニア時代とアマチュア時代に対戦してきた盟友マキロイとの感興をそそるような対戦が待っている。世界ランキング8位のリー・ウェストウッド(イングランド)、そして2007年のこの大会の覇者ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)を含む37人のヨーロピアンツアーメンバーが15回目を迎えるWGC・アクセンチュア・マッチプレイ・チャンピオンシップに出場する。
勝ち抜きトーナメント方式で戦われるこの大会は今週水曜日から日曜日まで行われる。日曜日は午前中に準決勝2試合が行われ、それぞれの勝者がその日の午後に18ホールの決勝を戦う。