欧州ツアーはチェコから再開 川村昌弘が出場
2019年 D+D レアル チェコマスターズ
期間:08/15〜08/18 場所:アルバトロスゴルフリゾート(チェコ)
プラハで注目の3人
2週間の中断期間を経て、ヨーロピアンツアーは「D+Dレアル チェコマスターズ」が開催されるプラハで再開する。あらゆる数字を精査したデータの達人は、次の3人を今週の注目選手に選出した。
本命 :エディ・ペパレル
エディ・ペパレルは優勝候補筆頭として今大会を迎える。フィールドで最もランキングの高い選手であり、これは驚きではない。
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28歳のイングランド人は、アルバトロスGRとの相性がすこぶる良く、「D+Dレアル チェコマスターズ」では過去5回の出場でトップ10入りを3度果たしている。
今年は未勝利だが、安定したシーズンを送っており、タイトル防衛に臨んだ「ベットフレッドブリティッシュマスターズ」で2位タイに入ったほか、「ロレックスシリーズ」の「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」では4位タイに入っている。
ペパレルは今季、パーオン時の平均パット数(1.71で7位)、3パット回避率(0.20で3位)、そして平均パット数(28.3で7位)でいずれもトップ10にランクインしており、今大会で期待に応えられない理由はどこにもない。
対抗 :ギャビン・グリーン
マレーシアのギャビン・グリーンは今季のヨーロピアンツアーで目立たない存在となってはいるが、成績をよく掘り下げてみると、いかに素晴らしいシーズンを送っているのかが分かる。
「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」で9位タイ、「アンダルシアマスターズ」で8位タイ、そして「ベルギーノックアウト」で5位と、出場した直近の5大会中3大会でトップ10入りを果たしている。
さらに1年前この大会で3位に入っていることが、この25歳を推す理由のひとつとなっている。
穴:ジェイミー・ドナルドソン
ジェイミー・ドナルドソンは、「D+Dレアル チェコマスターズ」が初めてヨーロピアンツアーで開催された5年前の大会を制覇している。
現在43歳になったウェールズ人選手は、チェコでの第1回大会で優勝し、さらにグレンイーグルスで開催された「ライダーカップ」で欧州代表の勝利を決定付けるショットを放った2014年当時の調子を取り戻しつつある。
出場した直近の大会である「アバディーンスタンダードインベストメント スコットランドオープン」では9位タイ。シーズンで最も忙しい時期に合わせて調子を上げてきている模様だ。