舞台はスウェーデン第2の都市 川村、宮里、谷原が参戦
2019年 スカンジナビア招待
期間:08/22〜08/25 場所:ヒルズGC(スウェーデン)
スウェーデンで注目の3人
今週のヨーロピアンツアーは、「スカンジナビア招待」が開催されるスウェーデンへと移動。試合会場のヒルズG&SCで同大会が開催されるのは、今年で2年連続となる。次の3人を注目選手として選出した。
本命 ? アレックス・ノレン
アレックス・ノレンは優勝候補の一人として今週の大会に臨むことになる。
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スウェーデンのノレンは、「全英オープン」と「WGCフェデックスセントジュード招待」でトップ15入りし、ここ最近はベストの状態に近づいていることを見せてきた。
また、「スカンジナビア招待」でセンセーショナルな成績を残している。37歳は出場した直近の6回全てで15位以内に入っており、2011年と15年に大会を制覇している。
対抗 ? アンドレ・パバン
今年ヨーロピアンツアーで安定したシーズンを送っているイタリアのアンドレ・パバンは、6月「BMWインターナショナルオープン」優勝、果敢なプレーでタイトル防衛に臨んだ前週の「D+Dレアル チェコマスターズ」(3位)を含め、直近の欧州ツアー6大会でトップ5に3度入っている。
今週のフィールドでラウンド毎のストローク・ゲインドで5位にランクされており、「メイド・イン・デンマーク」以降、18ホールにつき平均1.5ストロークを稼いでいる。
これに加え、ヒルズG&SCに良い思い出を持っており、昨年は最終日に「64」をマークしてリーダーボードを駆け上がり、6位に入った実績を持っている。
穴 ? ロバート・カールソン
ロバート・カールソンは直近の6大会で2回しか予選通過を果たしていないが、ヨーロピアンツアー11勝のベテランは、これまで快適な母国で地の利を活かし、スウェーデンでは定期的に好成績を挙げてきた。
この大会で優勝こそ果たしていないものの、49歳は過去25回の出場で8度のトップ10入りを果たしている。
大会史上、カールソンより多くのバーディ(223)を奪った選手はおらず、かつてのヨーロピアンツアーナンバーワンは、これまでこの母国の大会で990ホールをプレーし、大会歴代3位となる通算39アンダーとしている。
昨年、この大会で4日間を「67」「71」「68」「68」でプレー、17位とまずまずの成績を収めた。前週の「D+Dレアル チェコマスターズ」では優勝が狙える位置で最終日を迎えたものの、最終ラウンドを「73」として、10位で大会を後にしている。