スコットが3年9カ月ぶりの優勝 堀川未来夢44位
2019年 オーストラリアPGA選手権
期間:12/19〜12/22 場所:RACVロイヤルパインズリゾート(オーストラリア)
スコットが母国で大会2勝目「コースとの知恵比べに勝った」
地元の英雄アダム・スコットが最終日に「69」をマーク。通算13アンダーで2013年以来となる大会2勝目をあげた。日本ツアーを主戦場にするマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)に2打差で競り勝った。
ヨーロピアンツアー通算11勝目を挙げ、「実はかなり興奮している。今週は忍耐強くプレーしたけれど、コースとの知恵比べに勝ったと感じているし、それ故いい心持ちがするし、それで全ての選手に勝つことができたんだ」と話した。
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欧州、米国を含めて16年の世界選手権シリーズ「WGCキャデラック選手権」(現メキシコ選手権)以来のツアー優勝に、「祝杯を挙げるのは久々のことで、これまでも、もう勝てないかもしれないという考えが脳裏をよぎったことはあったんだ」。
「ここでの勝利は最高の気分。特に地元で勝って1年を締めくくることができただけにね。勝つのはとても難しいと思う。もう自分はベテランの域に入っているし、若手選手たちは本当に良いゴルフをしているから」。
「コースは年々タフになっているし、選手たちは良いプレーをしている。単にそこそこ良いゴルフをするだけでは、全く及ばないんだ。本当にセンセーショナルなプレーをしなければ勝てないんだよ」。
2位に終わったヘンドリーは脇腹の負傷により、最終日のラウンドを終えることができないかもしれないと懸念していた。「ウォームアップはひどいものだった。正直言って、ラウンドし切れるとは思っていなかった」。
「だから正直なところ、今日の目標はスコアに関係なく、18ホールを回り切って大会を終えることだったんだ。でも驚くべきことに、今日は良いショットが打てたね」。
「一日中かなり痛かったし、とにかく常に毅然とショットを打ち続けるよう頑張った。もしかしたら、それこそ、自分の意識を逸らす上で必要としていたことなのかもしれない」。
「痛みのなかで何度も良いスイングをすることができた。結末が勝利でなかったのは残念だけど、100%の状態でないなか、世界最高の選手の一人を追い上げようとしたのだから、良くやったと思う」。