フェアモント セントアンドリュースでの新規大会 川村昌弘は4連戦目
2020年 スコティッシュ選手権
期間:10/15〜10/18 場所:フェアモント セントアンドリュースGC(スコットランド)
スコティッシュ選手権で知っておくべき5つのこと
2020/10/14 17:22
フェアマウント セントアンドリュースで開催される第1回「スコティッシュ選手権」について知っておくべき5つの重要事項は次の通り。
新規大会
わずか2週間前に、ルネサンスクラブでアーロン・ライが王者となったばかりだが、今週は第1回「スコティッシュ選手権」がヨーロピアンツアーにて大会としてのデビューを飾る。
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今大会は、これまで北アイルランドのガルゴルムキャッスルGCで開催された9月の「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」、10月の「ASIスコットランドオープン」、そしてウェントワースで開催された「BMW PGA選手権」と続いてきたUKスイング第2部の締めくくりとなる。
サム・トーランス設計
今週の大会は、かつての「ライダーカップ」キャプテンであるサム・トーランスが設計を手掛けたトーランスコースにて開催される。
当初、フェアマウント セントアンドリュースリゾートの設計はジーン・サラゼンがその任に当たったが、彼の死去を経てトーランスが設計を引き継ぎ、完成したコースはホテルとともに2001年に開場した。
すでに複数のホールが改修されたコースは、セントアンドリュースから数マイルの場所にあり、崖の上にあるドラマチックな16番のグリーンからは、有名な街並みを見渡すことができる。
一風変わったコースの特徴として、古い農場の境界の壁が残されている点があり、これは当地の歴史を保存する目的で設計に取り込まれ、プレーヤーにとっては克服すべき試練の一つとなる。
出場選手
今週スコットランドへ向かうフィールドは、経験豊富な手練揃いとなっており、リー・ウェストウッドやマット・ウォレスなどの「ロレックスシリーズ」王者4人に加え、過去2シーズンでヨーロピアンツアーを制した16人が名を連ねており、これには「ASI スコットランドオープン」王者のアーロン・ライも含まれる。
存在感を放つ地元スコットランド勢
今大会にはスコットランドの有力選手がこぞって出場し、その中にはスコットランド人選手としての直近のヨーロピアンツアー王者であるマーク・ウォーレンに加え、同じくヨーロピアンツアー優勝経験者であるデービッド・ロウ、スコット・ジェイミソン、リッチー・ラムゼイ、そしてかつての「ライダーカップ」出場選手であるスティーブン・ギャラハーといった面々が含まれる。
2019年にサー・ヘンリー・コットン新人賞を獲得したロバート・マッキンタイアは、今大会に出場するスコットランド人選手の中で最も世界ランクの高い選手であり、他には昨年このコースで開催された「全英オープン」最終予選で優勝したコナー・サイムも出場する。
さらに、今大会には直近3大会で2度のトップ20入りを果たしているグラント・フォレスト、そしてフェアマウント セントアンドリュースに所属するユワン・ウォーカーも出場する。
起源はシニアツアー
トーランスコースでヨーロピアンツアーが開催されるのは、今回が初となるが、同コースではこれまで「スコットランドシニアオープン」が6回開催されている。
最近では、トーランスコースとキトックスコース(フェアマウント セントアンドリュースで2番目に造られたコース)のホールを混ぜて使用する複合コースにて、ロイヤルポートラッシュで開催された第148回「全英オープン」の最終予選会が開催された。