2021年 グラン・カナリアオープン
期間:04/22〜04/25 場所:メロネラスゴルフ(スペイン)
「グラン・カナリアオープン」で知っておくべき5つのこと
2021/04/22 09:01
ヨーロピアンツアーがカナリア諸島に舞台を移して開催される第1回「グラン・カナリアオープン」で知っておくべき5つの事柄は次の通り。
カナリア諸島スイング初戦
ヨーロピアンツアーはこれまでカナリア諸島で大会を開催してきた豊かな歴史を持っているものの、当地での大会開催は、セルヒオ・ガルシアが優勝した2002年の「カナリアオープン」以来となる。
<< 下に続く >>
グラン・カナリア島で開催される今週の第1回大会は、これから3週連続で開催される“カナリア諸島スイング”の初戦となり、来週以降はテネリフェにて「テネリフェオープン」、そして「テネリフェ選手権」が開催される。
カブレラベローが大会ホスト
今週は、グラン・カナリア島出身のラファ・カブレラベローが大会ホストを務める。
2002年に同島で開催された大会にて、17歳のアマチュアとしてヨーロピアンツアーで見事なデビューを飾った「ライダーカップ」のスター選手は、今週大会ホストを務めることに誇りを感じていると述べた。「グラン・カナリア島での大会でホスト役を務めるのは、僕にとって誇らしい瞬間であり、メロネラス・ゴルフでのグラン・カナリアオープンでティアップするのが待ち切れないね」とカブレラベロー。
「今や僕はゴルフをプレーして世界中を旅する幸運に恵まれているけれど、これまでカナリア諸島との結び付きを忘れたことはないし、2019年にレアルクラブ・デ・ラス・パラマスでラファ・カブレラベロー青少年サーキットを設立できたことを誇りに思っている」「現在の情勢では観客を直接招待することはできないけれど、ヨーロピアンツアーがカナリア諸島で開催されることが若い選手にとっての刺激になればと思うし、これらの大会開催の実現に関わったすべての人に感謝している」
メロネラス・ゴルフ
過去にグラン・カナリア島では、カンポ・デ・ゴルフ・ダ・マスパロマス(1995年、1997年)とエル・コルティホ・クラブ・デ・カンポ(2002年)でヨーロピアンツアーの大会が開催されているが、メロネラス・ゴルフでは今回が初開催となる。
全長6,715ヤード、パー70の同コースは、ロン・カービー設計で2006年に開場した。グラン・カナリア島に造られた6つ目のコースであり、今週の大会ホストが良く知っているコースでもある。
「今週僕らがプレーするこのコースは、僕の子供の頃にはなかったコースだけど、ここではプロキャリアを通じて、よく練習で来ているんだ」と、カブレラベロー。「ここは寛容なフェアウェイと容易なバンカーの観光向けのゴルフコースだけど、グリーンは硬めに仕上げられているし、ここの風は誰もコントロールできないからね」。
「もし風が吹かなければ、コース設計通りのロースコアになるだろうけれど、風が吹けばより厳しい試練になるだろうね。素晴らしいコースだよ。僕はバックナインが大好きなんだ。と言うのも、何ホールかは崖沿いにあって、息をのむようなティショットやグリーンを狙うショット打つことになるから」
フィールド詳細
ラファ・カブレラベローは間違いなく地元出身の優勝候補だが、彼も素晴らしい顔ぶれが揃ったフィールドの一部に過ぎず、今大会にはジョン・キャトリン、ジャスティン・ハーディング、そしてアントワーヌ・ロズナーといった最近ヨーロピアンツアーで勝利を挙げた3人も出場する。
初戦で現「全米オープン」王者のブライソン・デシャンボーを退けるなど、見事な大会デビューを飾った「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」以来のヨーロピアンツアー出場となるロズナーは、3月の「コマーシャルバンクカタールマスターズ」優勝に繋がった好調を維持するべく、今週の大会に臨む。
「調子は良いし、風が吹くのは好きだから、例えばカタールのときみたいな風が吹けば、僕のゲームに合うんじゃないかなと思っている」と、今大会のフィールドでは、アンディ・サリバンに次ぐ2番目のランキングにつけるロズナーは述べた。
他にも、今週は何れもツアーでの平均スコアで高水準を維持し、2021年は既に2回以上トップ10入りしているカート・キタヤマ、カラム・ヒル、そしてサム・ホースフィールドといった面々もフィールドに名を連ねた。
ファンタジー レース・トゥ・ドバイ
今週、ヨーロピアンツアーの「レース・トゥ・ドバイ」ファンタジーゲームは、グラン・カナリアで続くこととなり、まだサインアップは可能。
週毎の賞品やシーズンを通した賞品を懸け、参加者は6人編成のチームを組み、プライベートリーグ、週刊トップ10チャレンジ、そして1対1のコンペティションでプレーすることができる。
自分のチームに誰を選べば良いのか分からない場合は、キット・アレキサンダーとソフィー・ウォーカーがラファ・カブレラベロー、サム・ホースフィールド、そしてアントワーヌ・ロズナーに注目だ。