「全英」前哨戦に豪華メンバー集結 川村昌弘が出場
2021年 アバディーンスコットランドオープン
期間:07/08〜07/11 場所:ルネサンスクラブ(スコットランド)
欧州デビューに心躍らせるコリン・モリカワ
コリン・モリカワが初出場となる「スコットランドオープン」を前に、欧州の地で初めてプレーすること、そして新しいスタイルのゴルフを学ぶことについて心を躍らせている。
モリカワはスコットランド・ルネサンスクラブで開催される今季「ロレックスシリーズ」第2戦でティアップする4人の世界トップ5のうちの一人。今大会をスケジュールに加えることができて興奮しているという。
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「ヨーロッパは初めて。知っての通り、僕はヨーロピアンツアーのいくつかの大会でプレーしたことはあるけれど、随分前からスケジュールに加えていたこの大会に、ついにやって来ることができて興奮しているよ」
モリカワはタイトル防衛に臨んだ「全米プロゴルフ選手権」、そして3週間前の「全米オープン」でトップ10入りするなど、好調を持続させたまま今週の大会に臨んでいる。
現在、世界4位。スコットランドでも好調を維持することを望んでおり、同時に慣れ親しんだゴルフコースとは全くことなる環境でのプレーを学ぶことへの挑戦を享受している。
「ここ1カ月はソリッドなゴルフができている。とても良いゴルフができているよ」
「その良い感じのゲームをここでも展開し、ここでのプレーの仕方を見つけ出せればと思っている。明らかに、真のリンクス的なコースではないけれど、それでも米国で見るコースは異なっているね。グリーンやランオフの感じが、いつもとは違うんだ。通常、米国では高い球でピン側を狙って、ボールを止めることができるからね」
「だから、ここでのプレーは僕にとって学習曲線ということになるけれど、僕はそれを楽しんでいるし、クリエイティブにプレーするのは大好きだから。ここはかなり気に入ったし、自分のゲームにも合っていると思う。どのようにアイアンショットを打って、特定のピンは攻め、ホール位置によってはアグレッシブなプレーをする方法を見つけ出すのが面白いんだ。新しいコースを見るのは楽しいものだし、これからの2日間で、このゴルフコースでのプレーの仕方を見つけ出すことになるね」
火曜日の記者会見ではまだ時差ぼけや長旅の疲れが残っていたが、ここでは子供の頃から見知った選手たちに囲まれていることを楽しんでいるという。
「サム・ホースフィールドは、多分僕が10歳の頃から知っているよ」とモリカワ。「今日はさっきショーン・クロッカーに会ったけれど、僕らは互いに30分くらいのところで育ったんだ。クロッカーのことは、10歳か12歳の頃から知っている。その2人や、アマチュア時代に何度もプレーしたミンウ・リーにも会った。初めの2日間はロバート・マッキンタイアと同組になったけれど、それも楽しみだね。僕の方にも、そしておそらく彼の方にもウォーカーカップの良い思い出があるからね」
「若い仲間に会うのは、とにかく楽しい。僕らは一緒に同じ道をたどってきたので、彼らとは一番共感できるんだ。もう長いこと、お互いのゴルフを知っている仲だから。そういう仲間と一緒の組になったり、会ったりすると、ちょっぴり楽しくなるよね。僕は彼らと育ったんだ。ここへは長旅だったので、そういうのがあると、少しくつろげる」
モリカワはマッキンタイア、リー・ウェストウッドとともに大会初日をスタートする。