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2021年 DPワールド ツアー選手権 ドバイ
期間:11/18〜11/21 場所:ジュメイラゴルフエステーツ(UAE)

「DPワールドツアー選手権」で知っておくべき5つのこと

2021年の「レース・トゥ・ドバイ」は、今週の「DPワールドツアー選手権」で終幕を迎える。何人かの選手に欧州ナンバーワンの可能性が残された今大会について知っておくべき5つの事柄は次の通り。

2021年「ロレックスシリーズ」最終戦

2021年の「ロレックスシリーズ」第4戦にして最終戦は、ジュメイラゴルフエステーツのアースコースが舞台となる。また、今週の大会は2021年「レース・トゥ・ドバイ」40戦目にして最終戦でもある。

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ヨーロピアンツアーのシーズン最終戦は総合1万2000「レース・トゥ・ドバイ」ポイントと、賞金総額900万米ドル(約10億円)をかけ、53人のフィールドで行われる。今週の勝者は2000「レース・トゥ・ドバイ」ポイントを獲得することになり、これが欧州ナンバーワンの座を決定する要素となるかもしれない。

欧州ナンバーワンの可能性が残されているのは?

当然のことながら、フィールドの53選手全員に「DPワールドツアー選手権」王者として今週を終える可能性は残されているわけだが、そのうち欧州ナンバーワン選手として今季を締め括ることができるのは、わずか6人となっている。

世界2位のコリン・モリカワは、3月にザ・コンセッションで開催された「WGCワークデイ選手権」で世界ゴルフ選手権初制覇を果たすと、7月の「全英オープン」でメジャー2勝目を挙げ、現在「レース・トゥ・ドバイ」で首位に立っている。

3856.40ポイントのモリカワは、今週の優勝者に与えられる2000ポイントを獲得することで、米国人初の年間ランキング制覇という偉業を達成することになるが、計算上は今週の大会を最下位で終えても欧州ナンバーワンの座を手にすることができる。ただしその場合、ビリー・ホーシェルが8位タイ以下で大会を終え、年間王者を争う他の4人が優勝しないことが条件となる。

モリカワと僅か236ポイント差の2位には、米国の同胞であるホーシェルがつけており、9月の「BMW PGA選手権」で優勝した彼もまた、米国人初の「レース・トゥ・ドバイ」制覇を懸けて今週の大会に臨む。

3620.20ポイントで今週を迎えるホーシェルは、今大会で優勝することにより、無条件で年間タイトル獲得となるが、モリカワが下位に沈み、他の4人が優勝しなければ、単独8位以上で年間王者の可能性が残されている。

他にもティレル・ハットン(イングランド)、ミンウ・リー(オーストラリア)、ポール・ケーシー(イングランド)、そして「DPワールドツアー選手権」のディフェンディングチャンピオンであるマシュー・フィッツパトリック(イングランド)にも年間王者となる可能性は残されているが、これら4選手は「レース・トゥ・ドバイ」制覇へ向け今大会の優勝が必須条件となっており、その上で、モリカワとホーシェルの順位次第となる。

フィッツパトリックの防衛戦

今週、「DPワールドツアー選手権」のタイトル防衛に臨むフィッツパトリックには、歴史的快挙を達成するチャンスがある。

昨年、1打差でリー・ウェストウッド(イングランド)を退けて「ロレックスシリーズ」初制覇を果たしたイングランド人選手は、この大会を2度制覇した4人目の選手となった。

フィッツパトリックは、欧州ナンバーワンの可能性を残す6人のうちの1人として今週の大会を迎えるわけだが、彼がその称号を手にするには、史上初となるこの大会3勝目を挙げる必要がある。

スター揃いのフィールド

「レース・トゥ・ドバイ」王者のかかった今大会において、コースに集結する53人のフィールドにワールドクラスの選手が不足することはない。今大会には、何れもメジャー王者であるロリー・マキロイ(北アイルランド)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、パトリック・リードダニー・ウィレット(イングランド)、シェーン・ローリー(アイルランド)、マルティン・カイマー(ドイツ)、そして現在「レース・トゥ・ドバイ」で首位を走る現「全英オープン」王者のモリカワが出場する。

メジャー王者に加え、今週のフィールドには多くの「ロレックスシリーズ」王者が名を連ねており、これには2021年に同シリーズを制したティレル・ハットン(イングランド)、ミンウ・リー、そしてビリー・ホーシェルの3人も含まれる。かつての「ロレックスシリーズ」王者であり、「ライダーカップ」のスター選手であるトミー・フリートウッド(イングランド)とベルント・ヴィースベルガー(オーストリア)も今週のフィールドに入っている。

EDGAドバイフィナーレ

今週は世界をリードする8人の障がい者ゴルファーが、欧州障がい者ゴルフ協会(EDGA)の主催する「EDGAヨーロピアンツアー ドバイフィナーレ」で競い合う。

今季4大会に及ぶ予選を勝ち上がった8人のEDGAゴルファーは、ヨーロピアンツアーの「DPワールドツアー選手権」と並行して(11月18日から21日にかけて)開催される36ホールのトーナメントでプレーすることになる。

出場選手は(障がい者ゴルファー世界ランキングの順)、イングランドのキップ・ポパート(同1位)、アイルランドのブレンダン・ロウラー(同2位)、米国のクリス・ビッギンズ(同4位)、カナダのカーティス・バークレー(同7位)、イタリアのトマッソ・ペリーノ(同8位)、ベルギーのアデム・ワビ(同16位)、イングランドのマイク・ブラウン(同19位)、そしてスウェーデンのフェリックス・ノーマン(同25位)の8人。

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