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マデイラでマーク・テューロが首位をマーク

「マデイラアイランドオープン」3日目、チリのマーク・テューロが激しい知力の戦いの末、欧州ツアー初制覇へ向け1打差で首位に立った。

2日目の首位クレイグ・リーと、2日目「64」で回り優勝争いに加わったピーター・ユーラインと共に最終グループで回ったサンティアゴ出身のテューロ。この日はこの3人が激しく順位を入れ替える展開となった。

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天候が回復し遥かにコンディションに恵まれた3日目のマデイラで、テューロは1番ホールでバーディを奪い、リーに並んで首位に立った。

続く2番ホールでリーがボギーを叩いたことでテューロは単独首位となった。しかしそれもほんの束の間、続く3番、4番ホールでリーが連続バーディを奪い再びリーの単独トップとなった。
そのままリーは14番ホールまで首位を保ったが、テューロのこの日4つ目のバーディで再び順位が入れ替わった。そして更に17番ホール(パー3)でも10フィートの難しいパットを沈めバーディを奪いスコア「68」でホールアウトした。

2度のチャレンジツアー覇者であるテューロは通算12アンダーとし、2位のリーとユーラインに1打差をつけて単独首位となった。

「今日はとても良いプレーができたよ」と彼は言った。「とても素晴らしいバックナインだった。そしてパットも良く決まってくれたよ」。

「僕は3日連続で17回パーオンに成功している。それがこのコース攻略の鍵だよ。今日は1つだけドライバーのミスがあったけど、それ以外はショットの一つ一つ、一日一日の今の自分のゴルフにとても満足しているよ」。

「明日も特にゲームプランを変更せずにプレーするつもりだ。今日と同じように打ち、同じことをしたいと思っている。どのような結果になるか楽しみだよ」。

最終日でも同組となるこの3人はここ最近同じように優勝争いを展開しているが、皆未だ優勝を手にしてはいない。

4月の「スペインオープン」ではリーは首位と2打差で最終日を迎えたが、結局スコアを「78」と崩してしまった。ユーラインとテューロは「ツワネオープン」と「アフリカオープン」でそれぞれ4位と5位に入った。

「今年は何度か上位に入っているからそれは良い自信になっているよ」とテューロ。「優勝争いは既に経験しているから怖がる必要はないね。それはとてもポジティブなことだ」。

「僕は今自信を持っている。そしてそれはすべてのゴルファーにとって大切なことだね。僕はコースに出てとても良い気持ちで自分のゴルフをしている。もう少し耐えて、そしてどのような結果が出るか楽しみだよ」。

「僕たち3人はとてもリラックスした雰囲気で回っている。お互いを誉めたり励ましたりしながらね。良い仲間と一緒にプレーするのはとても素晴らしいことだよ」。

「三者三様でそれぞれ流儀が異なるから、それだけにゲームの楽しみが増しているよ。僕はとてもリラックスしているし、恐らく他の2人もそうだと思う。明日はどうなるかお楽しみだね。」

リーは欧州ツアーの大会で再び優勝争いをできることに喜んでいる。先月の悔しい経験から色々と学んだようだ。

「今とても調子がいいよ。この調子を保てばチャンスは広がると思う。いくつか良いパットを決めて、どうなるか見ものだね」と3日目を「70」で回った今年34歳のリーは言った。

「スペインのあと特にプレッシャーも感じていないし、落ち込んでもいない。首位争いでは自分が何をしなくてはならないかわかっているから、前回よりは楽な気分だよ。ただ今は自分のゴルフをするのみだね」。

初日スタートから12ホールで10バーディを奪い「59」まであと一歩だったユーラインは3日目を「69」で回り、プロ初優勝を狙うに十分な位置にいる。

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