PGAツアーから「全英オープン」出場枠を狙う選手たち
2013年 全英オープン
期間:07/18〜07/21 場所:ミュアフィールド
グランドスラム達成を夢見るJ.ローズ
先日、「全米オープン」で優勝を遂げたジャスティン・ローズは、今週のミュアフィールドで「全英オープン」を制することができれば、グランドスラム達成という大きな夢の道半ばまでたどり着くものと信じている。
過去に4大大会すベてに勝利したグランドスラム・ウィナーは、ジャック・ニクラス、タイガー・ウッズ、ベン・ホーガン、ジーン・サラゼン、ゲーリー・プレーヤーのわずか5人だ。32歳のローズは、彼らの仲間入りにはまだ長い道のりが待っていることを知りつつも、夢に向かって十分に挑戦できると意気揚々に感じている。
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もし今年の全英をローズが制すれば、彼は全英と全米オープンを同年に制したボビー・ジョーンズ、サラゼン・ホーガン、リー・トレビーノ、トム・ワトソン、そしてタイガー・ウッズに肩を並べることとなる。ローズは「僕にとって、全英オープンは特別な大会だ」と、意気込みを語った。
「子供の頃から、全英オープンにはとても特別な感情を抱いているんだ。14歳の時、地元のコースで開催された予選会で首位になったし、1998年の全英オープンでの結果(17歳のアマチュア選手として出場して4位に入った)は、皆さんご存知の通りさ」。「全英オープンは間違いなく、僕が最も勝ちたいと願っている大会だ。この先もツアー選手として10年間戦おうとも、全英オープンは僕にとってずっとずっと目指すゴールであり続けると思うよ」。
「もし夢見ることが許されるのなら、グランドスラムを達成したい。そしたら格段に違うレベルに、自分を押し上げることとなるだろう。グランドスラムを達成するということは、ゴルフ史に名を刻むに相応しい選手ということ。僕は、自分のゴルフが4大メジャー大会に十分に合っていると思っているんだ。だからグランドスラムを達成できない弱点はない、と思っているんだ」。
全米オープンを制したローズは、その後「トラベラーズ選手権」で13位に入ったが、「AT&Tナショナル」は疲労のため途中棄権した。
そして3週間のオフを経て、ローズはすっかりリフレッシュしたようだ。彼はトーナメントへの復帰を心待ちにしていた。オフの間、彼はウィンブルドンのセンターコートの特別席で、アンディ・マレーの優勝を楽しみ、オールイングランドクラブでマンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー、デービッド・キャメロン首相とのランチを楽しむことができた。
「実は僕が全米オープンで優勝した時、キャメロン首相がツイッターで(僕の優勝を)ツイートしてくれたんだ。その時は僕は気が付かなかったから、彼に最初に会ったときに、まずはリツイートしなかったお詫びと、感謝の気持ちを伝えたんだ」と、ローズ。「首相からは、僕の勝利がG8サミットにおけるオバマ大統領と交わした第一声だった、と嬉しい言葉を頂いたよ」。
「それはそれは、素敵な時間だったよ。僕が最初に全米オープンで優勝して、次にマレーがウィンブルドン優勝で続いた。こうなったら是が非でも、地元開催のメジャー大会を制したいね」。
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